完全無欠のスナイパー Ⅰ

まにゃ@アルカード様万歳!!
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永き時を生きてきた我の期限も、もうじき潰える。



今この時であればこそ、新たなる後継を見定めておかねば。


この後に産まれ落ちてくるであろう、新たな子らの為に。



我の力を求めるが故、守るが故に、己が故郷を滅ぼした者達。



我には、その者達を責める事など出来ぬ。


求めて当然の強大なまでの力なのだから。



我の後継となる者に、種族や寿命へのこだわりは持つまい。


ただ、力を受け止め、我が産みし子らを慈しむ者であれば良い。



幾万の次元―――即ち世界を流れては、器の候補となる者を探し求めた。



そしてついに、我の後継に見合うだけの器の候補者を見い出した。



それは、我の子らが「映画」と呼称される映像の中に存在する世界。


その存在を愛し、慈しみを持って触れようとしてくれている人間の少年を見た。



この身に覚えたる喜びたるや!


誠に相応しき者を見い出せた!



だが今は、招くわけにもいくまい。


時を待つより、他にないのだ。



待つ間、少年の助けとなる者に成り代わろう。


多くの力を使う事になるが厭う事などあろうか。



しばしの間は眠らねばならぬが、それでも良い。


希望となる子の為に、我は全てを授けたいのだ。



そう、新たなる我の力を継ぐ者への贈り物だ。


だから今は、ただ平和に生きて日々を過ごすが良い。



我が、新たな子よ。


迎えにいくその時まで。





無垢なままであれ―――





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