もう一つの「呪文を使うオリマーの話。」

🐥💧🦖🌱(スラヨシ)
@Chcslmeyoshpkmn

繰り返される毎日

翌日。


スタート地点に立った。

全ては、昨日のままだ。


––––––––何が、起こるだろうか。


「パルプンテ!」


唱えると、視界が様々な色に光り始めた。


何が起こるかわからない呪文––––––––これが、パルプンテである。



気が付くと、元の視界に戻っていた。

とりあえず、しばらく歩いてみる。

紙袋があるところで、コチャッピーに会った。

––––––––生きている!!


ということは、「時間が戻った」のだろう。


この前と同じように、右手を上げる。

そしてコチャッピーと重ねる。

右手が、熱くなっていく。

熱気がまとまったところで、私は呟く。


「ギラ」


と。


幾つかに分かれた火球が、敵達に飛んでいった。


火の海になる地面。

燃えるコチャッピー達。

漂ってくる異臭。


全てが、前と同じだった。


奥にいたチャッピーには、メラゾーマを。


ここでヘビガラスを焼こうと思ったが、やめた。

「未来」が変わってしまうから。


––––––––このように、私は同じことを繰り返す。

「未来」を変えない為に。


––––––––いつになったら、このループから抜け出せるのだろうか。

それが分かるまで、ずっと。


《終わり》

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題名の通りです!街が魔物に支配されてます!突然終わります!!すいません……