振り向いてくれない心

あがる!
@QyxDs

恋心

僕は2番目の兄のカラ松に恋をしている。いつのことか…自分では気づくのに時間がかかった。他の兄弟に言われて気づいた。

カラ松は、僕なんて…好きでもないだろう。

カラ松はイタイけど僕に優しくしてくれて…でも僕はいつもカラ松を殴ったりしたりした…

素直になればいいことなのにね…

「フッ…一松、コレをお前に渡そう。」

「…なに?」

「俺からのプレゼントだ」

「…そ。ありがと…」

このくらいお礼言わないといけないしね…

家には僕とカラ松しかいない…

ドキドキが止まらない…

どうしよ…

「一松〜今日は皆帰ってこないそうだ。晩御飯なにがいい?」

「…任せる」

「唐揚げでいいか?」

「いいよ…」

カラ松に触りたい…

カラ松に触ってほしい…

僕の欲求はどんどん大きくなっていった…

どうしよ…

2人きりだったら…もう…口に出ちゃいそう…

好きなんて言えない…言ったら幻滅される…

「わかった!作ってくるな!」

「うん…」

カラ松…カラ松…

僕の恋心に気づいて…

その後、2人で御飯を食べて布団でダラダラしてた…

お互い無言…

まぁ、そうだよね…

そういえば…カラ松…最近匂いが変わった…

なんでだろ…?

もしかして…好きな人…ができたとか…

彼女がいるとか…

僕には嫌なことしか思い浮かばなかった…

「…ねぇ…カラ松…」

「ん?どうした?一松。」

「彼女…いるの?」

「⁉︎」

「やっぱり…図星か…」

「なんで…わかったんだ…」

「匂いが変わってたから…」

「気づいてたのか…」

「まぁ…」

嫌だな…予感が当たるなんて…

失恋した…まぁ…兄弟で男だし…女の方が可愛いし、柔らかい…僕なんかより…マシだ…

気づいたら涙が流れてた…自分の眼が熱くなっていくのを感じた…

「一松⁉︎」

「はっ…えっ…なんで…泣いてるの…」

「一松、どうした?どこか痛むのか…?」

「痛むよ…」

「どこが…だ?」

「心が…痛いよ…」

「え?」

「僕は、カラ松兄さんが好きなんだ!!!!なのに、失恋しちゃった‼︎こんなこと言うつもりなかった…でも失恋してるくらいなら言ってもいいよね。彼女とお幸せに!!!!」

そう叫んで僕は家を飛び出した。

涙は止まってくれない…

もう嫌だ…なにもかも…

猫カフェで働いてるから猫カフェの店長に電話して猫カフェに泊まることにした…

カラ松から着信があったけど…スルーした…

そのまま一週間も過ぎた。

カラ松のことなんか忘れて、僕は仕事に専念した。

「いらっしゃいませ…」

え…?

なんで…ここに…

カラ松が来るの…?