天の樹〜時を超えてでも貴方を守る〜

第12章〜教皇と12名の黄金聖闘士その3〜

この小説は夢小説 (名前変換ができる小説) です。
キャラベルに登録してログインすると、登場人物の名前をお好きな名前に変更できます。

「ん。ここが処女宮な。行くぞー」

「マニゴルド、この宮のまだ挨拶してないぞ?」

「あーーー、こいつは、なぁ...」


何故かマニゴルドが言葉を濁す。あまり仲が良くないのだろうか?


「こっちから人の気配がするぞ!!行こう?」

「あっ、ちょ、お前!!」


バン、と扉を開ける。そこにあったのは仏像とそこで瞑想している黄金聖衣を着た男性。


「仏陀....」

「何か用かね、お嬢さん」


ぼーっとその光景を眺めていると、瞑想している男性から声をかけられた。


「あっ。すみません。挨拶に参りました。」

「ほう...先程獅子宮で騒いでいた異国の人か。私は乙女座、バルゴのアスミタだ。よろしく頼む」

「私は飛蘭です。日の本から参りました。鍛冶屋です。以後お見知り置きを。」


飛蘭は静かに頭を下げる。が、反応が無い。まさか。


「まさかアスミタさんは....」

「盲目だ。」

「そうなのですか...「けど」はい?」

「君に悪意が無いことは分かる。」

「....!!!」

「さて、私の所はいいから挨拶に行ってきたまえ。でないと天秤宮の主が待ちきれなくなるぞ?」

「はい!では失礼します!!」



次は天秤宮!!!





















「さっきは2人の空気凄すぎて話に入れなかったぜ..,はいよ、天秤宮だぜ????」

「へーー。天秤かぁ...っ?!!」


いきなり後ろから奇襲を食らう。


「ほう!ワシの全力を躱すとはな!!」

「あんた誰だよ」


思わず口が悪くなってしまった。けど相手は気にする様子は無く、答えてくれた。


「ワシは天秤座ライブラの童虎!!話は聞いとるぞ、飛蘭、よろしくの!」

「!!私のことを知ってますか...けど改めまして。私は飛蘭。鍛冶屋で「お主と戦ってみたい!!小宇宙は扱えるんだろう?.」...は?」


いや。いきなり戦いを挑むのはおかしいと思うの。まだ聖闘士?じゃないのに。


「聖闘士は私闘は禁じられているんじゃよ」


心を読むな。この人、どうなってるんだ??


「とりあえず、私は戦えても武器が無いと辛いのです。なのでお断りさせて頂きます。」

「大丈夫じゃ!!教皇からは許可を取っておるぞ!」

「教皇って誰ですか?」


すると、シジフォスや童虎も勿論だが、あのマニゴルドでさえ反応に困っている。何故だ。

気づいたシジフォスが教えてくれた。


「教皇は、この聖域、いや、聖闘士のトップ2だ。」

「つまり、偉い人。」

「そういう事だ。」


漸く飛蘭は理解した。武器を取れ、という事なのだろう。


「...分かった。容赦、できないと思う。」

「ははは、構わんぞ。ワシも黄金聖闘士。それなりには強いからな。よろしく頼むぞ、飛蘭。」


童虎のその言葉を聞くとそっと岩薙を持ち、岩薙に話しかける。


(私に力を貸して。戦おう)


勿論、なにも帰ってこない。分かっているが、私のルーティーンでもあるこれは欠かせない。


すっと目を開く。1陣の風をふと感じた。風は私の好きなものでもある。が、今は目の前の童虎(敵)に集中する。


「飛蘭よ、始めるぞ?」

「構わない。やろうか。」