天の樹〜時を超えてでも貴方を守る〜

第8章〜食い逃げ犯2〜

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飛蘭は目を閉じ、己の最後を悟った。

が、痛みは、ない。

おそるおそる目を開けると、黄金の鎧と純白のマントが見えた。


「おいおい、お嬢ちゃん、離れておきな、って言ったじゃねぇか.....ったく」


振り返った黄金の鎧の人ーーーーもとい食い逃げ犯の青年は指先一つで大鎌を防ぎ、こちらににっかりと微笑みかけてきた。


「まぁ、いっか!!


積尸気冥界波!!!!!」


そしてその指先から謎の波動を出し、大鎌のようなものを持った奴を葬った。

どうやらそれが最後だったらしく、再び静寂に包まれた。


「んで?なんでお前小宇宙使えんの?」

「小宇宙?」

「小宇宙知らずに使ってるのかよ?!」


青年は小宇宙という謎の単語を発する。なんだそりゃ。

その感情は顔に出てたらしく、青年が説明してくれる。


「つまり、俺らの中には小さな宇宙があって、それを爆発させて奇跡さえも起こす、そんな奴だ。お嬢ちゃんはそれを無意識のうちにできた、ってことさ。」

「宇宙....奇跡.....」


そんな話をしていると、シジフォスとシジフォスと手を繋いでいるサーシャがきた。


「マニゴルド!!っておい、この地面、お前の仕業じゃないだろ?!!エルシドでも来たのか?しかも凄い小宇宙を感じたんだが....」

「おーーーシジフォス!!すまん、すまん!!エルシドは来てねぇよ、このお嬢ちゃんの仕業だよ。勿論、小宇宙もな。」

「あなたのか....」


サーシャは話についてこられず、キョロキョロしている。

そんな中マニゴルド、とシジフォスに呼ばれた青年は楽しそうに自己紹介をする。


「言い忘れてたな!俺は蟹座の聖闘士、マニゴルドだ!!お嬢ちゃんは?」

「私はそこの街で鍛冶屋をしている飛蘭という。よろしく。」

「ふーーん。独り身?」

「そうですが?」

「聖域に来て聖闘士やらねぇ?」

「「は????」」


私とシジフォスさんは驚きながらマニゴルドさんを見る。


「だって小宇宙も扱いもいいし?コントロールもできてるし?即戦力だろ?」

「しかし、女性を巻き込むなど....」

「ありがとうございます、シジフォスさん。別にいいですよ」


こうして私とサーシャの聖域ゆきが決定した。