撫子無双

もた@夢松熱中
@mota_aaa

女弟子、誕生

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「ゴラァァァァ小娘ェェェェ!!!!!」



何時までもターちゃんの首に抱き着いたまま離れない凛に痺れを切らし、とうとうヂェーンが飛び出し二人の間に割って入った。



『何するんですか!?』


「あんたいつまでくっ付いてんのよ!それにお嫁さんに貰ってって…」


『私、世界一強い男の人と結婚するのが夢だったんです!ターちゃんならその夢を叶えてくれるんじゃないかなって…』


「アホンダラァ!!」


「ヂ、ヂェーンさん落ち着いて下さい!」



頬を染めて語る凛にイラつき、暴れだしてしまうヂェーンをなんとか男達が止めた。梁は彼女を押さえつけながら凛に向き直る。



「嫁さんに貰ってくれっつったって、ターちゃんはすでに結婚してるぜ?」


『え!?そうなんですかターちゃん!?』


「え?あ、まあ、うん。実はそーなのだーアハハ」



思わぬ事実に相当ショックを受けたようだ。凛は地面に手をつき項垂れてしまった。あたふたするターちゃんにやっと落ち着きを取り戻したヂェーン。すると、凛はうるうると目を潤ませてターちゃんを見上げる。



『奥さんって誰なんですか…?』


「ここに居るヂェーンなのだ!」


『ヂェーン?』



ターちゃんの指差す方を向いて、凛は暫く固まる。

そして再びターちゃんの方を向く。



『この人、ターちゃんのお母さんじゃないんですか?』


ゴンッ!!

言った直後、彼女の頭にヂェーンの拳骨が落ちた。



「誰がお母さんじゃ小娘!!」


『い、痛い…』


「ヂ、ヂェーン、乱暴はよくないのだ」


「うるさい!この浮気者!」



そしてターチャンもとばっちりを受けて、腕拉ぎ逆十字固めを食らった。

すると凛は『分かりました…』と小さく呟き、立ち上がる。



『ターちゃんのお嫁さんになる夢は諦めます』


「当たり前よ!」


「えーじゃあ私の愛人になる?」



懲りないターちゃんに、今度はアンクルホールドが極められた。



『でも、このまま日本へ帰ることは出来ません。私、ターちゃんに弟子入りします!』


「弟子入り!?」


『はい!ターちゃんと衣食住を共にし、その技の極意を学ぶのです!』


「ターちゃん流派、初の女弟子だな」


「女弟子かぁ…良い響きなのだぁ…」


『弟子にしてくれますか?』


「んーまあ仕方ない。じゃあ私が師匠になってあげよう!」


『ありがとうターちゃん!』



再び首に抱き着くと、ターちゃんの鼻の下はだらしなく伸びる。

そして三度目のヂェーンの雷が落ちるのを、ペドロと梁は呆れながら見ていた。