morning ほのぼの生活

起こして

ぬくぬくの布団。

くるまって寝てたら、急にヒヤリとした空気が少しはいってきた。


重い瞼をうっすらあけると、横に寝ていた彼はパーカーを羽織って朝食の準備をしにいくところだった。


そんな彼が気付かないうちにしている静かな鼻歌は

僕をまた眠りへと誘う。



(また、起こしてもらおう)



そう思って、もう一度瞼を閉じた。























『まふ、起きて。』


ご飯のいい香りと、優しい朝日と彼の声で目が覚める。


するりと髪をなでられて。



『おはよう。もうご飯できてるよ。』



ゆっくりその手をたどる。


立ち上がってしまった彼に、



「ん・・・。おはようございます・・。」



いつもの挨拶。


起き上がりよく見ると、着ているパーカーは僕ので。

パーカーが少し大きくて、指先がかろうじて見える位の姿が可愛くて。


「そらるさん、」


つい呼び止めて、唇を重ねる。

驚いている彼に、日頃のお礼。



「いつもありがとうございます」



普段は言わないけど。たまにはいいよね。



『・・・はやく着替えてご飯たべたら?』



なんて素っ気ない返事は照れ隠しでしょ?



「そうします。」



なんだか今日は朝からそらるさんに勝ってるかも、なんて思ったり。


朝から幸せだなって、そらるさんの前を歩いていたら、

急に服を引っ張られて、顔をソッチに向けたら、


やり返された。



それで

一気に赤く、熱くなる頬は




まだまだ僕が彼にかなわないことを


教えてくれた。





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