おめでとう。願いは叶えられた。

半分魔女化した堕天使の♀ヘム
@mesuhemu

悪を斬り裂く妖刀

エージェント味クッキーは暗黒の世界のとある場所に向かっていた。クッキー達が平穏に暮らす元の世界でダークチョコクッキーを救う方法を探している時にとあることに彼女は気づいた。『ダークチョコクッキーを侵食しつつあるこの闇は創り出した元凶がいるのではないか』と。あくまで仮説ではあるが今まで調べた多くの情報の例ではそういったものがあった。仮にいるとしてその元凶を倒しさえすれば闇は少しは和らぎ救う手段を見つけるまでの時間稼ぎになるだろうしあわよくばダークチョコクッキーを救えるかもしれない、と考えたのだ。その元凶を倒すための手段としてーームラマサシュガーブレードという武器を手にし己のものにするという事に行き着いたのである。そのムラマサシュガーブレードは調べたところ手にすれば影を操り悪を斬る力を得るだけでなく影の存在になってしまうとあった。そのうえ何の偶然か自分のいる暗黒の世界にあったのである。しかもそのあるらしき場所まで記されてあった。果たして嘘なのか本当なのか分からないが行く価値はあると踏んでその場所へ今こうして向かっているというわけである。彼女は最早自分がどうなろうともダークチョコクッキーを救えるのならば構わなかった。

そしてその場所へにようやく着いたとき…そこには求めていたものがあった。地面に静かに突き刺さっているムラマサシュガーブレード。それは一見すると普通の長刀に見えるが強い力を感じる。エージェント味クッキーはシュガージュラルミンケースから剣を出し投げ捨てる。そしてーームラマサシュガーブレードを掴み地面から抜いた。それと同時に影が彼女を包み込む。それは彼女が本当に影の存在になった事を意味していた。試しに意識を集中させ自分の足元の影を操ろうと試みる。すると足元の影はざわざわと動き刃になった。


エージェント「これで…この力で…私はダークを守り救う。例え私がどうなろうとも、守って救うんだから。」


そう呟く彼女の紅い瞳は妖しく光っていた。

彼女は知らない。ダークチョコクッキーが闇に侵食されつつあるように己が無意識のうちに影に侵食され始めた事を。

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