君がいる世界で

リラン@失敗作少女
@UNICORN_R_0704

彼女の存在。






魔王)力も付けずによくここまで来たわn…


魔王様が話した瞬間

頬に矢が刺さった



ミミカ)だれ……?


辺りは暗くなり所々に彼岸花が咲き始めた


ミファ)っ……?



「どんな面下げて人の仲間を傷つけてんだてめぇは。」


黒いマントを着てフードを深くかぶっていた

顔が認識できないが……


歩き方や声からしたらお姉ちゃんだろう…

でもどうしてここに


教えてないはず…



魔王)誰よ……


夜葉)……


「誰、だろうね。あんたのストレス発散でなんの罪のない人たちを大勢殺して。 反省もなしによく平気な顔して立ってられるわね。」


アリナ)お姉ち…ゃん……?


─────呆れた。


その一言を放ってはマントをとり 白の狐のお面を取った


リラン)あんたら……馬鹿なの? なんのためにこんなことしたの。


アリナ)お姉ちゃん……


ミミカ)りーり……どうしてここに…っ……



───────リランside


リラン)どうしてここに?じゃないっての。こっちはご飯の支度して待ってたのにちっとも帰ってこない。 1年前から慌ただしいと思って使い魔のクラリに監視してもらってたの。


そう……すごく心配だった。


ミミカ)ごめん……




魔王)やっと帰ってきたわねこのクソガキが!!


魔王様はナイフを投げてきた

僕は無言で指一本でナイフの動きを止めた




リラン)ざぁんねん♡




久しぶりに許せない気がした。


耐えられなかった。


仲間が傷だらけで倒れているところを見て


───すごく腹が立った。


白から黒に変わった狐のお面を被っては

髪の毛も黒に変え 目は赤に変化しては左目を光らせた。


もちろん、羽も生えた。



琉稀亜)リラン……



振り向きもせず僕と夜葉と魔王様以外の全員には治療の結界を貼った。

効果はだいたい2時間……。


僕が死ねば……こいつらは諦めるだろう。


夜葉)てめぇが本気出したところで何も買わんねぇんだよ!!!


武器を出しては僕に攻撃を仕掛けてきた。


リラン)生ぬるいなぁ……


僕は即座に後ろに回っては両腕を思いっきり捻り骨を折った。


リラン)本気出してなんも変わんなかったらこんな所に来てねぇんだよ。


夜葉に語りかけてた時 魔王様が後ろから剣で攻撃してくるところだった


ミミカ)りーり!!!!!


ぬるい……


夜葉の顔を180度捻った後に 魔王様を壁に向かって蹴り飛ばした。


夜葉)っあ"ぁ"ぁ"……!!!



魔王)っ……


リラン)1番雑魚なのはお前だろ…女の子をそんなに傷つけて興奮するんだ。馬鹿げた変態だよ。 少しは学びな 女でも強い奴はいる。

僕は元々男の子だったんだから……


僕は暗黒微笑してから夜葉の頭を踏みつけてゆっくりと魔法で作った剣で心臓を刺した。

夜葉の悲鳴とともに血が散った


アリナ)お姉ちゃん……


ミミカ)あいつのあんな所……


ミファ)見たことない……




少しだけお母さんの力が湧いてる気がした。

僕が僕じゃなくてもいい。

ただ単に…ミミカを…ミファを…琉稀亜を…るいを……アリナを……


助けることが出来れば…それでいい……




グサッ……!






魔王)あんたが生まれてこなきゃ……グローが幸せだったのよ


左腕を刺された僕は微動だにしなかった。

痛くなかったから


生きてる感じがした。


その瞬間首を絞められた



リラン)っ……!?


魔王)あんたさえ産まれてこなきゃ…私が殺した人達は生きていたのよ!!!


思考が停止した…。


抵抗するのをやめた…



琉稀亜)そんなことない!!!!!!


魔王)は…?




琉稀亜……。




琉稀亜)それは逆だ!!お前が生まれてこなきゃよかったんだ! どうして俺たちの両親を奪った!どうしてリランばかり責めるんだ!!

ふざけるなよ……産まれてこなきゃ良かった?

この世に生まれてきちゃダメなやつはいねぇんだよ!!



「生まれてきたやつはみんな幸せなんだ!」




……いつの間にか



励まされてるや




僕は勢いよく魔王様を蹴った

もう体力がない…… 左腕からは止まることなく血が溢れる


ミミカ)リラン……まさかあいつ……





こんなことなんてあるのかな…

今まで何も守れなかった…

またここでみんなを失うのかな


お母さんを失ったあの日から

責任感があった

「僕」なんか居なければ…

あんなことにはならなかったはずなのに


お母さんのやりたい事。

僕が全部やろうとして 自分を壊した。

自分の限界が知りたかった


僕の限界はすぐに来た…。

自分の体力のなさにムカついた。

自分の無力さにガッカリした。


誰も助けることが出来なかった…

ミミカ達の両親も守れたはずだったのに

どこか僕は怯えて引き下がった。




分かってる、許されないことくらい。



魔王様が僕を殺したがるなら……

お相子すればいい。

お互い消えれば


─────みんな楽になるだろ……


魔王)地獄に落ちなさい!!!


僕はそっと涙を流しては魔法でつくった槍を

魔王様の心臓に刺した


───分かってた。



グサァッ……!!!



これでいいの……。

楽しかった……

辛いことあったけど。


でも……

ミミカ達に出会えて幸せだった…。

最後に言わせて欲しい


自分勝手な僕でごめんなさい

───仲間思いで優しい君たちが大好きです



「りーり!!!」



ミミカの声。




「リラン…っ!!」



琉稀亜の声。




「姉貴!!」



るいの声。




「りー……り!」



ミファの声。




そして


「お姉ちゃん!!!!!」



────最愛の妹の……アリナの声……







バタッ……