嫉妬少女はイケメンが嫌い。

シャイ系男子…?

藍『しんちゃーん?大丈夫だから入っておいで〜と言うかお願い入って来て!』


慎『いかにも俺と2人が嫌だからみたいな言い方すんな』


藍『いや、別にあんたと2人が嫌だからとかじゃなく!!しんちゃんが見たいの!話したいの!癒されたいの!』


慎『お?…おお…』


心『…入っていいの…?』


藍『早く!入って!』


と、藍に急かされ入ってきたこの男。


石神心俉(いしがみ しんご)


と言うらしいが…


藍『どーした?しんちゃん。こいつが怖かったか?ごめんね?別にしんちゃんに悪影響は及ぼさないから大丈夫よ!』


慎『俺がなんでこいつに悪影響及ぼすんだよ。おい、お前なんなんだよ』


心『なんなんだと言われましても…石神心俉、20歳。バスケ部です。』


な、なに。


バスケ部……


これは評価高めスポーツ…


ヤバイぞ…


慎『な、なんでさっき逃げたんだよ?俺の存在感にビビったか!?』


藍『お前に存在感なんてねーよww』


慎『とことんうぜーなお前』


心『あ、いえ…有名人がいる!って思ったらそのまま扉閉めてました』


慎『ゆ、ゆうめいじん…?え…ああ…俺が?!』


心『ええ。イケメンって凄い噂されてるんで』


慎『ほ…ほらみろ!!俺、有名人らしいぞ!!』


藍『だからなんだよwww 何をしんちゃんと張り合ってるの?ww 君にしんちゃんと張り合えるものなんてないからww』


ほんっとに!ムカつくなこいつ。


何故俺は今こんなにボロクソに言われているんだ。


心『あ、そうそう。藍華。俺今日部活の試合あるから一緒に帰れないわ』


藍『えー!マジで?!私の至福のひとときがぁ〜…試合…見学してってもいい?』


慎『ちょぉーっと待て!!』


藍『うるさい黙れカス』


慎『カスって言う方がカスだ。ってか!!一緒に毎日帰ってんの?!俺と一緒に帰らない理由まさかこれ?!』


藍『ええ』


慎『ええ。じゃねーよ!!俺(彼氏)と帰るのが普通だろ!!てかそもそもこいつ、バスケ部のクセに普通じゃねーか!!もっとバスケ部ってキラキラしてるもんだろ?!』


藍『漫画読みすぎ。あのバスケしてないバスケ漫画の読みすぎなんじゃない?確かにね、かっこいいよね。でも相手のゴールから自分のゴールにシュート打って入る3次元人間なんていないから』


慎『そーゆー事を言ってるわけじゃない!!!まぁたしかに俺めっちゃ好きだけど!!その漫画!!いや、でも違うじゃん?!3次元でもバスケ部ってなんかこー…キラキラしてるじゃん?!』


藍『語彙力www』


慎『うっせwwwでもマジで!!なんでや!!』


藍『このバスケ部なのに普通ってとことね、しんちゃんはとにかく可愛いの!!発言とか行動が!』


心『ちょ…おいっ!可愛いとか言うなよ…男に向かって…』


藍『はいー。今の鼻血もんですよねー。頂きましたー。照れながら言ってんじゃないよ!本当に!可愛いwww 顔面崩壊するよねww いやー今ので頑張れるぞwww』


慎『え?!今のどこに可愛い要素が…?!お前も大概頭逝ってんぞ?!』


藍『はいはい。元々頭イかれてますので。御心配なく』


慎『開き直んな』


心『藍華。男に可愛いとか言うなよ。可愛いって言われるのは女の子の方だろ』


慎『真面目に返すな!お前凄いな?!』


心『え?何が?』


藍『次の時代を担うのは、しんちゃんみたいな天然シャイボーイですよ。君みたいな俺様キャラは死キャラだ』


慎『なっ…つか別に俺、俺様じゃねーし』


心『あっやば。試合に間に合わなくなりそうだからもう行くな!まぁ見学来るなら来ていいぞ!』


心俉はそう言ってどっかいった。


藍『え、もう始まんの?!行こ〜。じゃあね!慎二くん』


慎『え?!行くの?!じゃあ俺も行こ〜』


藍『は?キモ。ついてくんなし』


慎『いいですか?俺も一応"しんちゃん"ですからね!!俺のこともしんちゃんって呼んでくださいよ』


藍『…』


慎『でたぁ〜wwwお決まりのシカト〜wwwはいはい分かってました分かってました!どーせ俺はシカトされるんだ、ずっと!!なんでなんですか?そりゃあ…(グチグチ言い続けている)』


藍『(めんど。女々しいのかこいつは)』



と藍華は思いながら体育館へ慎二付きで向かうことになった。 続く

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