とある個性人間の日常

俺は沢森灯(さわもり ともり)18歳。


とりあえず喋りたくない。


がモットー。


何も誰とも会話をしたくない。


めんどくさいから。


俺のことは終始ほかっておいてほしい。


にも関わらず…


こいつは…


『うぉーいぃいい!!とーもーりー!!』


きた。爆弾破壊攻撃。


『お前の気持ちは手に取るように分かるぞ。ウザいんだろ?"出た。またきやがった"的な?そりゃあ来るだろ!』


そりゃあ来るだろってなんだ。


普通こねーわ。


やっぱこいつは普通ではない。


坂上隼人(さかがみ はやと)


こいつはバカだ。


本気で喋りたくない。


のに!喋らざる得ないのが嫌!


『言っとくけど。俺、成績万能ですから!バカじゃねーから!』


こいつの凄いところは、本当に俺の思っていることを当てること。


我ながらそこだけは感心してしまうのだ。


『なーなー。なんの話題なら話してくれるんだよー。灯を喋らせようの会!があるくらいなんだぜ?』


なんだその会。


『まぁ俺だけなんだけどな!』


『お前だけかよっ…あ、やべっ…』


やらかしたぁあぁあ


ツッコんでしまったぁあぁあ


死亡フラグです。


緊急事態発生。


『ほぉーん…そーゆー感じねぇー…ツッコミ癖ありとみた…と言っても。結構お前、俺とは喋ってくれるよな〜』


だから喋らざる得ないからだっ!!


『ウザい、うるさい、どっかいけ』


『出ました〜。それしか言えんのか〜』


『頭ぁ〜触んなぁ〜!!もー!!』


本気でうぜー。


いちいち触ってくんのもうぜー。


『いやー。俺は灯のこと好きだからな』


『キモ』


『おーおーそうか!お前もか!俺のこと大好きなんだな〜』


そーゆーことだけ当たらないのな。


俺の考えてること。


『死ねカス』


『俺には"愛してるぜカス"に聞こえた…っ!!』


『…』


なんでこんなにアホなんだ。


しかも誰が男に愛してるなんて言うんだクソキモ。


『なぁなぁ』


『死ね』


『俺ら付き合ってみねー?』


あれ?俺の耳がどっかいった?


なんかよく分からない日本語っぽいの聞こえた?


『もう一度言ってみて下さい』


『だーかーらー。俺ら!付き合ってみませんか!!』


『死ね』


『おお!やった!マジで!ありがとう!今日から俺らはカップルだぁ〜ww』


『いや、本当ごめんなさい。俺、なんかしました?こんなイジメられ方初めてだから分からないんですけど…あなたへの口数を増やせば許してもらえますか?』


『いやいやいやちょっと。ちゃんとして!現実逃避しないで!つか今の灯から変わったら灯じゃなくなるじゃん。ダメだよそんなこと〜』


なんだ。なんなんだ。この犯罪者は……


誰か助けてくれ…


俺は1人で生きたいんだ。


つかなんで男と付き合わなきゃいけないんだ…?


死んだ方がマシじゃないのか…?


『隼人。また灯困らせてる』


『おー!!マサ!!困らせてねーけど?』


同じクラスの友達と言えば友達の…


日向真斗(ひゅうが まさと)


俺と同じような性格をしている。


でも人と喋りたくないわけではなく、ただの性格で冷静沈着。


なんやかんや、いつも俺の味方をしてくれるいい奴だ。


とりあえず名前テロップつけよう。


なんか俺の周りだけ混んできた…


隼『いやな!今、灯は俺の彼女になったんだ!』


『はぁ?!なんで俺が彼女なんだよ!!』


真『ああ。灯、そこなの?』


『いや!認めてないよ?!当たり前だろ!』


真『まぁそうだよね。気持ち悪いね』


隼『えぇ〜!!』


『ほら見ろ。キモいんだよ。さっさと撤回しろ』


真『これはよくないよ、隼人。いくら灯を喋らせたいからって、こういう冗談はよくないよ』


『まさと〜(泣)』


理解者最高!神だ。


隼『はー!冗談じゃねーし!至って本気ですけど〜』


真&灯『キモ』


隼『ハモらないで』


『隼人〜。さっき頼んだことなんだけど〜』


あ、ヤバイ。ヤバイの来た…っ!!


これはマジでヤバイぞっ…!!


隼『はっはっはー!!勝ったな』


『やめろっ…隼人…っ絶対言うな…っ!!』


隼『ww 涼太ぁー。報告があるぞ!』


涼『?』


佐伯涼太(さえき りょうた)


こいつはヤバイ。


腐の話をするとヤバイ…


マジで…


『隼人っ!!マジで俺の人生終わる!!本気でやめろ!!』


隼『www そんなにかよwwwちょっと言ってみたいから言ってみてるわwww』


涼『なんだよ〜早よ言え』


隼『俺と灯、付き合うことになったんだぞ!』


あー。終わった。俺の人生死亡。


お疲れ様でした。


涼『……な……なんだ……と……っ!?』


真『スイッチ入っちゃったね。灯。今回はもう助けてあげられないかも』


『あ、うん…分かってるよ…ありがとう…俺は死ぬよ…』


涼『何を言っているんだ、灯!!今日これからがお前の人生じゃねーか!!!おー!!!俺は今猛烈に興奮している!!!』


『(魂抜けてます)』


真『いや、本当やめてあげなよ』


涼『腐男子にはクソ嬉しい話だぞ!!!』


隼『www』


真『ちょっと。言った本人が何笑ってるの。ちゃんと片付けてよね』


隼『分かってる分かってるwww』


涼『え!何!隼人×灯か?!まぁそりゃあそうだよな!見た目からしてそーだもんな!』


見た目からして…ってなんだ!!←魂戻ってきた


涼『でもお前らいつからそんな仲だったんだ??』


『うるせー!!お前マジ黙れ』


涼『生きのいい受けだな』


『死ね』


涼『でもな!!嫌嫌言う受けの方が人気なんだぞ!!ヤンキーとか受けだと結構萌えるよな』


『"よな"って誰に言ってんだよっ!!誰も"そうだな!"なんて言うヤツおらんわ!!』


隼『そうだな!』


涼『おったで』


『…無理』


真斗『灯。もう相手にしない方が身のためかも…』


『そうなんだけど…』


この噂が広まるのはヤバイ…


今度こそ俺の人生が終わる…


どうすればいいんだ…!!



さて、灯達はどうなってしまうのか…?

結末リクエストあればどうぞ!

とりあえず一旦ENDです。

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