one hour

あ み
@ami_kyts

明日から仕事の都合で家を空ける貴。

何度かこういうことがあったけどこの寂しさには慣れない。


『じゃあ、行ってくるね』

「うん。ねぇ貴?」

『ん?』

「ぎゅってして、、?」


貴は微笑みながら優しく抱きしめてくれた。


『ねぇ、○○。今何時?』


私を抱きしめたまま耳元で囁く貴。


「14時。もう行かなきゃだよね。」


寂しいなぁ。私は消え入るような声で呟いた。


『んーん。15時半発の新幹線だからあと1時間ここにいられる。』

「え、、?14時半じゃなかった、、?」


聞き間違いなんかじゃない。だって何度も確認したんだから、、


『○○が寂しいって思うことわかってたから。少しでも笑顔になって欲しくて嘘ついちゃった』


そう言いながら私から体を離して笑顔で言う貴。

その瞬間体がふわりと持ち上がり寝室へ連れて行かれた。


「貴、、?」

『1時間だけ愛してあげる。♡』


そんな言葉が聞こえてくるのとほぼ同時に貴からキスの雨が降る。

それはだんだんと長いものになっていった。


「んっ.....貴ぁ....//」

『1時間休みなしでいくから。覚悟して?』


ただいま14時5分。

15時まであと______


そんなの考えなくてもいっか、!


私は時間ギリギリまで貴に愛してもらった______.