御坂出版物語(仮)

春原@低浮上になります
@SunoharA_aaa

コラボ創作

「ほんっとうに申し訳ございませんでした!!!!!!」


今僕は近くのカフェに座りながら謝罪をしている。勿論ぶつかってしまった人に。

僕の前方不注意でコーヒーをぶちまけてしまった人.......不動さんはどうやら同居人の人と待ち合わせ場所に向かう最中だったようだ。


「いや、そろそろ顔上げてください...」

「本当に申し訳ございません!! あっ、これクリーニング代と服代です!!!!!!!! まだ足りなかったらもっと言ってください!!」


と言って僕は3万円を不動さんに差し出した。


「そんな3万もいりませんから...」

「いえっ! わりと僕の気が済むので貰ってください!!!」


そう言うと、不動さんは呆れたようにしぶしぶ3万円を受け取ってくれた。


........2人の間に沈黙が流れる。 僕は思い切って質問してみた。


「....あっ、えっと、不動さんのご職業は...?」


待って何この合コンみたいな質問。女性経験少ないの丸分かりじゃないか。


「...あー、知り合いの道場で指導のバイトしてます......」

「アルバイトの方なんですね! ちなみに何の道場何ですか?」

「えっと、剣道です」


剣道かぁ...。全くルール知らないけど、高校の時に部活あったなぁ。

...でも確かに不動さんって言われれば剣道やってそうな雰囲気あるよね。なんか文武両道的な感じ? イケメンだし、学生時代モテたんだろなぁ。...自分で言っててなんかちょっと悔しくなってきた。


「高峯さんは何の仕事されてるんですか?」

「あっ、僕はこういう者です。」


こういう時に常に名刺を持ってて良かったと思うんだ。...まあ、社会人として基本だと思うけど......

僕は不動さんに名刺を差し出す。すると受け取ってくれた不動さんは驚いたような顔をしていた。



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