僕と死神さん

カラス コンパス枠
@konpasu2017

プロローグ??

「ねぇ…死神さん…僕…死ぬんだよね」


「そだよ」


「そっかぁ…なんだか実感わかないな」


「うーん…そだね」


「はぁ…」


「ところで病院の雑誌ってつまらなくなぁい?もっと面白いのないの?週刊死神雑誌的な面白いやぁつ」


「えぇ〜…ってかなに?週刊死神雑誌って…読みたいって言ったからせっかく買ったのにその雑誌」


「言ったけどさ…やっぱ分厚い色んな絵が書いてるやつにすれば良かったぁ…クーリングオフとか出来んの?なぁ…なぁって」


「ほら、僕言ったじゃん…これの方が良いよ〜って、なのにヤダ!って言うから…それにクーリングオフなんて出来ないよ…レシートもビリビリにちぎっちゃったし」


「ビリビリするの楽しかった★(てへぺろコツーン★)」


「……さようでございますか」



やれやれという風に僕は1つため息を付いた「あ、ため息ついた!幸せ逃げたで!」


この僕の隣にいるうるさいこいつは「なぁなぁ」突然ぼ「なぁ」


…………。



突然僕の前に「無視?」…



ふぅ……。落ち着け僕


……僕の「うわ、急に無視か」



……ぼ、く「たはぁ〜!」


「もう!!なに?!物思いぐらいさせてよ!!」


「あ、ごめん…そんなにキレやんでも…(ショボンヌ)」



改めて…このなんか変に関西弁が入ってるうるさいヤツは死神。

突然僕の前に現れてなんか話しかけてくる変な奴。

この病室に元々いた…と言うか…なんというか……僕にもいまいちよく分かっていない。

どうやらこいつはみんなには見えてないらしい



…もしかしたら本当に存在しなくて僕の頭がおかしくなってしまっただけなのかもしれないと思ったこともあった…


前に死神さんが物を持っていた時ナースさんが部屋に入ってきて悲鳴を上げてたことがあって…きっとナースさんからみたら物が浮いてるように見えたんだと思う…


多分、この死神は僕が作った妄想じゃなくて…本当にいるんだと思う(いや、急に悲鳴あげたくなったんかもしれんやん?ロッケンロール!!いぇあ!)


「ねぇっ!!頭に直接語りかけないでよ!!急にあんなに危機感迫る悲鳴上げる時なんてそうそうないよ!」


「ごめんやん…そんな……そんな……怒ること無いやろがい!!」


「そっちが怒ってるじゃん!」


まぁ、なんだかんだで死神さんと僕は一緒にいる



こんなフレンドリーな死神…こいつぐらいかもしれない……


いや、こいつしか見たことないけど










数時間後













「先生!!患者さんの様態が悪化しています!!このままでは……ッ!!」


「よし!しゅづつしつ……しじゅ……オペ室に運べ!!!」


「なぁ!このオッサン手術室言えてないし諦めたで!!オペ室言うたで!?何年病院務めとんねん!患者直す前に自分の滑舌なおせや!!」



(静かに…して……よ…)


ガラガラと僕を乗せる台車の音が響く


「この台車の名前ストレッチャー言うねんで(ドヤドヤのドヤノスケェ〜★)」


(こ、こいつ…うぜぇ…)


段々と意識が遠のいていく…







意識が遠のく中僕は密かに思った…












(あぁ、僕……もう死ぬんだ)













「いや、まだ死なんで?」




(……ひ、そ、か、に思った、僕はもう死ぬんだって……)



「だから死なんって」




(密かって言ってんのにこの死神は…!密かって知ってる?!色々と台無しにするなよ!)











結局、手術が成功したからか…

それともこの死神が死なないと言ったからか僕はまだ死んでいない

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