GOD EATER

赤狐@夢垢
@akakon4x_yume

ハーレム集団

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「アハッ、アハハッ…アハハハハハハッ!!!!

アハハハ……ちくしょーー!!ガッデム!喰らえ渾身の右ストレートーー!!うわぁぁ避けられたぁ!!」


「一人で何実況してんだうっせぇ…。後、帰還早々殴り掛かってくんな」


「うぅぅ…ひっく…何で…何で今日に限ってアナグラ空っぽなんだよぉ…」



フロントにはミカゲ、ソーマ、ヒバリしか居ない簡素な空間に嘆きが静かに響き渡った。いつもなら色んな意味で騒がしいアナグラが今日に限って皆出払っているのだ。



「んだよ寂しいのかよ面倒くせぇ」


「寂しいけどぉ!違うんだよぉ!ソーマのバカァ!!」


「何で理不尽にバカにバカって言われなきゃいけねぇんだよ」


「ソーマの鬼ぃ!!うぇーん!!」


「嘘泣き…いや、半泣きすんな!面倒くせぇ!

チッ…おいヒバリ!何なんだこのヘタレ!」


「えっ!?あっ、はい!えっとですね…」



少し離れた受付で傍観していたヒバリがまさか話が振られるとは思わず、無意識に肩が跳ねる。ミカゲが泣いている原因である、とある任務の資料をモニターに映し出した。



「今日ミカゲちゃん宛に任務が届いていたんですけど、その任務内容が…」



言い淀んで一拍置いて話し出す。



「ピター1体の討伐だったんですけど…予定には無いマータまで乱入してきて…計6体との討伐になってしまって…」


「は?」



計6体とは


未だ半べそのミカゲが愚図っているが、何となく状況は察した。



「…全部倒したのか?」


「は、はい…」



コイツは一体どうなっているんだ、と思いつつ言葉には出さないでおいた方が懸命だ。またしつこい絡みがくる。



「任務自体はピター1体の討伐だったので直ぐに終わったのですが、ピター討伐後帰還ポイントに向かう途中にマータに見つかってしまって、討伐途中に1体、また1体と…」



もはや地獄絵図だ。


今は丁度人員不足で同行出来るゴッドイーターが居ないうえ、このような危険な任務に同行出来る猛者も恐らく十人も満たないだろう。



「そんな猛者でも厳しい任務を私一人にって…可笑しくない?酷くない?もうストものだよぉ…」


(コイツ心読みやがった)


「お疲れ様です、ミカゲちゃん…。

…あ、ソーマさんに新たな任務が発行されていますが…」


「あぁ、行ってくる」



任務を受理し、ゲートへと消えていったソーマの後ろ姿を怨めしそうに見詰める。



「良いなぁソーマ…ハンニバル1体の討伐だってよ。羨ましい…私も久々に楽な任務したい…」


「ハンニバル1体に楽って言うのも違うと思うけど…。あ、ミカゲちゃんにも新しい任務届いてるよ」


「上からの虐めみたいな任務だったら蹴る」


「えっと…複数のヤクシャの討伐をエイジスで…って事だけど」


「また複数…。…うーん、でもまぁヤクシャだし…複数になっても大丈夫か。さっきの比じゃないだろうし。

行ってくるね!」


「行ってらっしゃい。気を付けてね」



エイジス到着数分後、ヤクシャ、ヤクシャ・ラージャと異常進化を遂げたハンニバルの複数咆哮とミカゲの絶叫がスピーカー越しにアナグラ中に響き渡ったのは言うまでもない。





*****

(コイツ…魂抜けてんぞ…)

(でもちゃんと無事に帰還してくるもんなー。頼もしくなったもんだねぇ)