『ミルクとコーヒー』

『ミルクとコーヒー』④

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プロジェクトも軌道に乗り始め少し落ち着いた頃

久しぶりに唯と過ごす夜。


「専務のこと、聞いてもいい?」


少し驚きを見せた様子の唯に先日の専務との経緯を話す。

今まで互いのことを探ることはしなかったけど、

聞かずにはいられない


少し間を開けて窓をの外を見ながら話し始めた


『慶一郎さんには私と同じ年の妹がいたわ。彼女は婚約者と結婚を目前に控えていた時、

婚約者が・・・私のことを愛してしまったからと婚約解消を突きつけ・・・』


一瞬口をつぐみ、ゆっくりと吐き出すように告げた


『彼女は自ら命を絶ったの。妹を溺愛していた慶一郎さんはそれ以来、

私の所在等を調べ上げ、私から幸せも何もかもを奪った。』


想像を超えていた真実に驚きつつも疑問が沸く


「それって男の罪だろ、唯は何も」


『その婚約者は・・・私の血の繋がらない兄よ。

だから慶一郎さんは余計に許せなかったの。』


次々と吐かれる言葉が、まるで迷路のように渦巻いて混乱させていく。


『貴久とあの日BARで出会った時、誰かにすがることしかできなくて・・・』


言葉の端を閉じるように、唯を抱きしめた。


「分かったから、話させてごめん。でも俺は引かないよ、唯のこと。」


『慶一郎さんが動いてるなら貴久も巻き込まれる。家族がいるじゃない・・・』


もうこれで終わりと言わんばかりに、俺の言葉を口づけで塞ぐ。

どこか火が消えそうなひんやりとした感触に、噛みつくように舌を押し込み

ベッドの上に組み敷いた。


「もう引き返すつもりはないよ、唯を失うくらいなら。」


バスローブの紐を解き、露になった胸を揉みしだいては頂を摘む

唇から耳へ、首筋に舌を這わし、胸の頂を甘噛みをしては強く吸い上げた。


『あぁっ・・ぃゃぁぁっ』


頭の片隅に専務が唯を抱いていたという事実が過る。


嫉妬と憎しみが混ざり合い、何とも言えぬ感情

ただ言えるのは、

唯をしがらみから救いたい。

愛しているという事実。

今はせめてそのしがらみを忘れるくらいの快感を

与え続けた。