ドクター・マーベル2 トリシア先生二次創作。

ぷりん
@am1632a

ドクター・マーベルの主な顧客層は兵士である。そのため国境警備隊の砦まで騎士団とともに往復することもあった。


今回もそれだった。王都を一同は出立した。食事をとる。リュシアンが焼いたパンとサラミ肉を振る舞う。

それにスープがつく。


査察団の一同の指揮をとるのは王立騎士団の副団長のシャーミアンである。他に医師のアンガラドや徴税官らも加わる。


騎士団から派遣された査察団一同は国境警備などに関する査察を兼ねていた。そのため、ドクター・マーベルはその兵士たちの健康状態などを把握する必要があった。


数日後のこと。

国境警備隊が詰める砦は荒野にたつレンガ積みの小さな館である。一同は、木製の柵をとおり兵士たちの案内を受ける。


国境警備隊の数十名の兵士が駐屯しているのだ。ドクター・マーベルはそれとなく様子を窺う。庭には、蔬菜が植えられていた。


料理を振る舞われる。パンとスープがつく。肉料理だ。チーズもある。

近くの農家と国境警備隊は取引しているらしい。


したがって、シャーミアンを旗下とする騎士団の査察は国境警備隊の兵士たちにとって格好の暇つぶしなのである。事務的なやり取りを進めるのは、むしろ徴税官のほうだった。


ドクター・マーベルは砦の兵士たちの歯科診断をする。欠けた歯。長くない寿命だ。その場しのぎのやり取り。騎士団に勤務する医師のアンガラドが加わった。