首領の娘は長期任務で3‐Eへ!

参話目 実力測定の時間

【雫目線】


烏間「俺が副担任の烏間だ。」


「宜しくお願いしまーす」


校庭で待っていたのは、スーツ姿の顔の硬い先生だ

因みに、僕らの正体は烏間先生でも知らないよん


烏間「突然で悪いが、君達の実力を知りたい。このナイフを使って俺に当ててみてくれ」


と云って渡してきたのは、緑色の対先生用ナイフ


「軽い」ボソッ


めっちゃ軽くて吃驚した


烏間「如何した?」


「いえ、なんでもないです!」

中也「かっる」ボソッ


中也も同じのようだ

こんなに軽いナイフ使った事ないから使えるかなぁ


烏間「どちらからでも構わない。かかってこい」


「中也!ジャンケンしよ!」

中也「善いぜ」


「じゃんけんぽんっ!」と云って出したのは

中也がグーで、僕がチョキ


「うわっ負けた」

中也「ジャンケンよえェのは変わんねェな」

「五月蝿い」


烏間「君からか?確か、」

「暁月雫でーす。宜しくお願いしまーす」


とスタンバイする


そして、速度を上げて先生の前まで走る

生徒達がザワついた

駆け寄った後、身体をねじらせながら飛び、回転を利用してナイフを斜め上から振り下ろす

当然弾かれる。が、それを利用し弾かれた腕を脇腹辺りに振り下ろす

先生が後ろに飛び退き回避したあと、持っていたナイフをこめかみ辺りに投げる

ナイフが避けられたあたりで投げた次の瞬間に投げておいたもう一本のナイフが当たりそうになる

先生が避けて体制が崩れた辺りで先生の懐に入る

裾を引っ張り重力に逆らえず倒れていく先生の首筋にナイフを当て、スライドさせる。

丁度頚動脈の辺り

この一連の動作、約3分程度


烏間「っ!し、勝負あり!」


烏間先生が叫ぶ

潔いなぁ、好きだよそういうの


僕は倒れてる先生に手を差し出し立たせる


烏間「強いな、これなら中原君も期待できそうだ」


観客は硬直している


中也「手前、少し弱くなってねェか?」


僕の元に中也が寄ってケチをつけてくる


「生かしておくのは難しいのよ」

中也「まぁ、気持ちは解らなくも無い…」

「次中也でしょ、異能は駄目だからね」ボソッ

中也「わぁってるよ」

「頑張ってね〜」


僕は中也に向かってヒラヒラと手を振る



ドンッドンッパシッドガッ


「ちゅーや!ナイフ使わないと意味無いよー!」

中也「わぁってるわンな事くらい!!」

「怒鳴らないでよ五月蝿いなぁ」


中也が叫んでる間も勢いは変わらない

そりゃあまぁ、手馴れてるから


クラスの人達は皆口を開けて魅入っている


烏間「勝負あり!」

中也「ったりめェだな」

「勝てなかったらお父さんに報告するところだったよ」

中也「手前、それだけは辞めろ」

「なんで間に受けてるんだしぃー」

中也「うぜェ………」


中也と僕は何時も通りの口喧嘩を始める


烏間「次は狙撃だ、銃の使い方は?」


「知ってま〜す」

中也「知らなかったらなぁ………」

「死んでるよね☆」

中也「まぁ俺は体術でいけるから良いけどな」

「せやね」


莉桜「はいこれ、拳銃」

「おぉ〜、思ったより軽いのね」

莉桜「………………え?」

「なんでもないなんでもなーい」

莉桜「あ……………そう…………」


僕は微笑み、莉桜を丸め込む

莉桜は苦笑いをしながら言葉を濁してくれた


見たところ.45口径のM1911

重さは全然違うけどね!


烏間「あの的に当ててくれ、」


的は2つ並んでいる


「ちゅーやっ!早打ちしない?」

中也「善いけどよ……どうやんだ?」

「えっ……………とぉ………………」

中也「考えてねェんだったら普通にやろうぜ」

「そーだねっ!」


中也「じゃあせーので撃つか?」

「いんじゃん?」


そんなことを取り決めて、

的に向かって拳銃を構える


「じゃあはいせーーの!」


と云うと、軽い発砲音がする


中也・雫「止まってる的とか楽勝すぎ」


見事にハモった決め台詞

1寸厨二臭くて笑えてくる


因みにど真ん中


烏間「な………!!」

「これで良い?烏間せんせ」

烏間「つ、次で最後だ、今度は此方の的を狙ってくれ」

「おっけー!」


先生が指さしたのは、タコの顔が書いてある風船だ

少し動いたりしている


中也「楽勝だな」

「だね!」


そして先程と同じ様に銃を構え発砲する

反動が少なすぎて笑える


烏間「これなら期待できるかもしれないな」


烏間先生がそう呟いたのを僕は聞き逃さなかった

そりゃ勿論!と心の中で答えておいた


そーだ、お父さんに僕の過去とか聴かれたら話していいか聴いてみよ

いずれマフィアの事もバレるだろーし

その時の対策とか練っておかないとね


帰ったら報告書書かなきゃ…………


そんな憂鬱な気分を残して体育の授業が終わった

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