迷い道 みのやちSSまとめ

沙羅/和葉@年1ディズニー
@aobiyori_sara

みのやち SS


 日が沈む頃。

「お久しぶりです」と言って実家に現れたのは、丸眼鏡をかけた長身の男だった。

 顔を見るのは言われた通り久しぶりで、ついつい頬が緩む。

 兄と姪は、嫁の実家に泊まっていて現在不在だ。そこを狙って、彼は訪ねて来たのだろう。

 ふらりと現れたり、突然姿を消したりと忙しない彼だけど、八知にとってはたった一人の彼なのだ。

 縁側でうたた寝をする彼の頭を膝に乗せて、彼の顔を見下ろす。「あなたは猫みたいな人ね」

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