呼吸(全27話)

🎩なかCHU💋
@y01_k25

虚実か真実の、真相

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私たちを攫った男が言った


言葉を理解できない


いや、理解したくない


私の、父親?


『違う…父親なんかじゃない』


「認めなさい、私は明美と」


『だったら、何で』


何で私は、望まれないで生まれたの


「確かに明美は売春婦だ、孕んだとなれば客が取れない」


『………じゃあ、私を』


産まなければよかったのに


どうせ、望まないのなら


どうせ、邪魔だったんなら


バタンッ


牢屋の扉が勢いよく開いた


そこには


「アンタは」


『ふじ…むら?』


「誰だ貴様らは!」


藤村と、看護ナース服をきた女性


…何処かで見たような


女性は意図も簡単に枷を外してくれた


藤村は車椅子を蹴飛ばし


男は床に倒れ込んだ


「何でアンタがここに」


「そりゃあんだけデカい音すりゃ何事かと外に出るだろ」


…そんなの、気絶した私たちが知る訳ない


中也も枷を外され、私の元に来てくれた


「渡さぬ…行かさぬ…」


男は這いずりながら近寄ってきた


「お前は…私の」


バンッ


銃声が響き渡った


藤村が、男の肩を、撃った


「ぐっ…!」


「慣れねぇなぁ、銃は」


次は、額に、穴が


「…さてと、お前らは表に出ろ、迎えが来てるからな」


「迎え?」


「表に出なくとも構わぬぞ」


迎えというのは、紅葉だった


それに


首領ボス…!」


「大変だったね」


森さんもいた


「申し訳ありません、俺が居ながら」


「大丈夫だよ、それより」


森さんは紅葉と目を合わせる


「中也、わっちらは先に行って待つぞえ」


「千彩は」


「悪いね、一寸ちょっと話があるんだ」


中也は紅葉と出て行き


残ったのは私と森さん


それに、藤村


「さて、今から大事な話をするよ」