呼吸(全27話)

🎩なかや🎩
@y01_k25

あの痛みを知り、そして

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「え⁉千彩さんから告白したんですか⁉」


『だって好きってわからなかったから』


紅葉に誘われて、また樋口と銀とご飯


何故か私と中也の身の上話になっていた


「てっきり中也からと思っていたぞ」


「私もです」


『付き合うって話は中也からだよ?』


「なるほどのう…」


紅葉がくすくす笑っていた




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「へー、中也さんは後からだったんすね」


千彩が姐さんたちと飯に行くと言っていたから


俺は俺で、広津や立原を誘って飲みに来た


つっても、帰りに千彩を迎えに行くから


俺は飲めないんだけどな


「そういえば広津、あの時千彩に何か言ったのか」


「私はただ、好意と理解していないようだったので本人に聞くのが先決だと答えただけですよ」


…だからか、俺の執務室にきていきなり変な事言い出したの


「告白された時、中也さんはどう想ってたんすか?」


「後からということは当時はまだ彼女を」


確かに俺も、あの時まだ千彩に対する気持ちが


わからなかった、好きだなんて思っていなかった


でもアイツに言われて、気になって…思い返せば


惹かれていたような気がして、そして




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「ではまた、おやすみなさい」


『うん、おやすみ』


お開きになって、樋口は2人を送り


私は中也の迎えを店の前で待った


ものの数分で、中也は来てくれた


『ありがとう』


「おう」


車に乗って、帰るのかと思ったら


中也はまだ車を走らせない


『どうしたの?』


「…いや、ちょっと思い出してな」


『?』


「お前が俺に、気持ちぶつけてきた時」


『…思い出さなくていい』


「すっげー無表情で淡々と言ってきて」


『………』


「最初、コイツ何言ってんだって思ったけど」


恥ずかしくなってきて耳を塞いだ


でもすぐに中也に手を掴まれて


耳を塞げなくなった


「だからこそ、今がある」


『…早く、帰ろうよ』


「ああ、帰ってすぐに抱いてやる」


『そういう意味で言ってないのに…!』





















(月明かりに照らされた中也は)(意地悪な笑みを浮かべていた)