呼吸(全27話)

🎩なかCHU💋
@y01_k25

無から覗く、その視線

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「はい終了」


『痛っ…』


注射針が抜かれる時の痛みは


刺す時より痛い、慣れないなぁ


定期的に足に注射を打ちに


藤村のところに来ている


もう、この足に負担をかけないために通院


「痛いなら自分に異能使えばいいだろ」


『そんな事できない』


…待って


『なんで、異能の事知ってるの?』


私はその話を一度もしていない


「情報通だからな、あのチビは重力使いだろ?」


…どこからの情報なんだろう


私のお母さんについてもだ


どこでどうやって知ったんだろう


聞いても答えないと思うけど


「代金払ってさっさと帰れ、これから"客"が来るからな」


『相変わらずの悪趣味』


「何とでも言え」


お金の入った封筒を渡して後にした


『…本当、変な人』


裏路地にこじんまりと経営している


外観は廃墟、普通は近寄ったりしない


『?』


視線を感じて振り向いた


誰か、いたような…


でも、今は何も感じない


とりあえず、帰ろう




+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+




「お、あの子気付いたぞ」


「おい、余計な事するな」


「いいじゃねーか、つーか何で隠すんだよ」


世間の野郎が歓喜に満ち溢れるような


金髪巨乳美女が丈の短い看護ナース服を着て


窓の外を覗いている


男勝りな口調、性格、そして同性愛者


これがなければ完璧だと思う


まぁ、まず"人間"じゃないけどな


「俺の異能がこんなんだなんて知られてたまるか」


「この私だから仲買人ブローカーを誑かしてご希望の"客"を買えてるだろうが」


俺の異能力で存在している、異能生命体「美彩(みさ)」


「ちゃんと話してあげるべきだと思うけどな」


「お前には関係ないだろ、そろそろ来るから出迎えて来い」


「はいはい、わかったよ」











(ちゃんと話す?ハッ)(話せるわけないだろ)