チート主がJKプロヒーローやってる件

あずず@2次垢
@pzpz297

9限目

この小説は夢小説 (名前変換ができる小説) です。
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轟side




今日のヒーロー基礎学は任意のペアでの模擬戦らしい。任意と言われるとどうしても名前を誘いたくなってしまう。仕方ないことだ。そう自分の中で納得して、名前を探す。いた。緑谷と話をしているようだ。ん?緑谷??



「名前!」

『…?あ!焦凍どしたのー?』

「いや、ペア一緒に組まないかと思って」

『ごめんね!今日は緑谷くんと約束したの!ね〜?緑谷くん??』

「っ!うう、うん!そ、そうなんだ…ごめん……」

「……………………そうか」

『また今度組もうね?』



そう言ってまた緑谷と話し始める。緑谷はこちらを気にしているのかチラチラと見ながらしかし名前の話を聞き逃さないようにしていた。胸の奥がモヤモヤする…名前は俺の………



「おい、半分野郎」

「??」



振り返るとそこには、それはまた凶悪な顔をした爆豪が完全に名前と緑谷の方を睨みながら立っていた。



「あいつデクと組むんか」

「…そうみたいだな」

「チッ…クソナードが………」

「…………………」

「おい」

「なんだ?」

「お前、俺と組め」

「??何だ、急に」

「デクをぶっ殺す。んで、わからせてやる。どっちが名前に相応しいかを」

「………爆豪…」




掌をBOMBOMと軽く爆破させながら言っているが正直、冗談とは思えないその言葉に俺は驚いた。爆豪が名前をなんとなく気にかけているとは思っていたが、こんなにわかりやすく嫉妬をするようなやつなのだろうか。それとも名前がそうさせるのか。俺にはわからないが、ただ、爆豪の思うことは俺とあまり変わらなかった。




「そうだな。名前に相応しいのは俺だ。爆豪でも緑谷でも無い。」

「ンァア!?ンだとぉゴルァ!?俺に決まってんだろ!!」

「…まぁ、いい。選ぶのは名前だ。で、緑谷にはわからせてやろう」

「チッ…クソが………さっさとそう言えや」




そうと決まれば話は早い。爆豪と軽く打ち合わせをして、確実に緑谷を仕留めるプランを立てる。悪いな緑谷。名前は渡せない。





「ッへくしゅん!」

『!!大丈夫緑谷くん?風邪??』

「だ、だだ大丈夫!!////(おでこに手当てられてるー!)」

『そっか!じゃあ誰かが噂してるのかもね!緑谷くんが好きとか!!』

「!?!?/////」






くしゃみをした緑谷のおでこに手を当てて顔を覗き込むような仕草をする名前。緑谷のやつ………



「「(絶対負けねえ/ぜってーぶっ飛ばす)」」



爆豪と意志の疎通が出来たのはこれが初めてかもしれない。ある意味貴重な経験をした俺は爆豪と共に演習場へと向かった。












おまけ

緑谷side



「ゴルァ!死ね!デク!!!!」

「悪いが、手加減はしない。名前は渡せないからな。」



なぜかいつも以上に敵意むき出しの二人の攻撃(最大出力)をまともに喰らいそうになった僕を寸でのところで苗字さんがテレポートさせる。



『大丈夫?緑谷くん』

「う、うん。大丈夫。ありがと…」

『そっか。にしても、今日はかなり気合入ってるよね、あの二人』

「そ、そうだね…」


明らかに僕に対してだけ向けられたむき出しの敵意を気合いと勘違いしている苗字さん。いや、そうじゃないでしょと言えるはずもなく、バレないようにため息をつく。


『私たちも負けてられないね!』

「!!そうだね!」



僕達がテレポートしたのはかっちゃんと轟君の死角になっている場所のようで二人はキョロキョロと僕達を探している。あの一瞬でテレポート先をここに選ぶとは…プロヒーロー恐るべし。



『じゃ、反撃と行こうか』

「うん!!」



二人の考えていることはなんとなくわかる。でも僕にだってチャンスはあるはずだ。誰よりも強くなって苗字さんに認めてもらう。そのためにはまずこの模擬戦、勝つしかない。


深呼吸を一度して、二人の前に飛び出していった。



「(僕だって負けてない!!!)」




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