チート主がJKプロヒーローやってる件

あずず@2次垢
@pzpz297

7限目

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爆豪side



『あぁ!あの時のー!!!』


ここが食堂であることを忘れているかのような大声に周りの生徒達の視線が刺さる。当の本人は気づいていないようで、あれ爆豪君だったのかぁ〜と大層呑気である。



「本当に忘れてたんだな。」

『うん。完全に忘れてた!』


悪びれるようすも無く言い切る名前に不思議と怒りは覚えなかったが少し残念ではあった。


「お前の記憶力どうなってんだよ。」

『本当にね〜困っちゃうよね〜。』


エヘヘと笑ってみせる彼女は可愛い以外の何物でもないが、思い出したのならちゃんと伝えなければ。



「名前」

『ん?なにー??』

「俺はあん時オールマイトを超えることが目標だった。でも今はそれだけじゃねぇ。お前を守ること。これが一番デケェ目標だ。」

『勝己……』

「そのためにも強くなる。何があってもお前を守れるように。じゃないとヒーローになる意味なんかねぇ。」



名前の目を見て真剣に言った。


あの日、名前をナンパ野郎から助けた日から程なくして、俺は中学に上がった。いつものように家で見ていたテレビであいつがプロヒーローになったのを知った。その姿を見て置いて行かれたような寂しい気持ちと、ぜってー追いついてやるというメラメラと燃えるような気持ちと、それから…こいつがプロヒーローなんかになったら人気出ちまうだろーが!クソが!という焦りのようなものを覚えた。


そう、一目惚れだった。

ナンパ野郎に連れてかれそうな時の困った顔も、俺の個性をすごいといった時のキラキラした顔も、忘れないと言ってくれた柔らかい笑顔も。全部が魅力的で気付いたら好きになってた。本当はあの時に連絡先の1つでも聞いてりゃ違ったのかもしれない。でも、まだ間に合う。名前はここにいる。そう思うといてもたってもいられなかった。さっきの言葉だって全部本心だ。コイツの為に強くなりてぇ。勘の良いヤツならこれでも十分に伝わるのだろうが、生憎コイツはそうじゃねぇ。だからちゃんとわかるように言ってやるよ。



「好きだ、名前。あん時からずっと。」

『!!勝己……』

「今すぐにどうこうとかじゃねぇ。でも今度こそこれだけは忘れんな。お前は俺が守る。」

『…………うん。ありがと。』



そう言って笑った名前の顔はあの時の面影を残してて、やっぱり好きだななんてしみじみと思った。

顔が熱い気はするが、きっと今食べてる担々麺のせいだろうと気にしないことにした。



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