チート主がJKプロヒーローやってる件

あずず@2次垢
@pzpz297

3限目

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緑谷side



「「「個性把握テスト!?!?」」」



相澤先生の指示通りグラウンドに集まった僕達に告げられたのは個性使用OKの体力テストの実施だった。

しかも最下位は除籍ときた。最悪だ。せっかく必死にトレーニングして、勉強して、やっとの思いで入学出来た雄英なのに。まさか1日目でこんなこと……


ヒーローに理不尽はつきもの。それはごもっともだ。こんなことに負けてちゃいけないんだ!…と意気込んだのはいいが、個性の使い方に全く慣れていない僕にとってこのタイミングでのこれは最悪と言わざるを得ない。


「(やばい……)」


『っとうっ!!!』

「ぅうわぁ!!!(何もないところから急に人が現れた!!!)」

『あれ?ちょっとズレてる??消太君のとこ飛んだつもりなのにな〜』


鈍ってるのかな…いや、そんなわけ無いかぁ…とブツブツと呟く女の子に僕は見覚えがありすぎて思わず大きな声を出してしまう。


「しししししゅシューティングスター!?!?!?」


「「「!?!?」」」


『え、呼んだ??』


僕の大声に周りのクラスメイトが振り向く。そして当の本人は呑気にニコニコと笑っている。可愛い。


「じゃなくて!なんで、こ、こんな、ところに!?」


「あぁ、やっと来たか。」

『あ!消太君!ごめんね!思ったより遅くなっちゃった!!』


僕の大声により相澤先生が彼女の存在に気付き、声をかける。対する彼女も、かなり慣れた様子で相澤先生に言葉を返す。っていうか、消太君って……


「…名前、学校でその呼び方は辞めろ。ちゃんと先生って呼べ。」

『えぇ〜?普段はそう呼ばなきゃ怒るくせに〜。あ、もしかしてそういう性癖??先生と生徒の禁断の〜みたいな??』

「馬鹿か。」

『ひどいな〜。ふふ』



……いや、あの相澤先生、そろそろ説明していただきたい。

どうしてシューティングスターがここにいるのか。

しかも律儀に体操服を着て。

突然のプロヒーローの出現に他の皆も言葉を失う中一人の猛者が現れた。



「名前!なんでここに!!」

『焦凍!同じクラスなんだ!!やったね〜』

「いや、質問に答えろよ。名前この間までは進学はしないって言ってただろ!」

『事情が変わったの。周りの大人達が動いてくれてね〜』

「だからって…何で俺に一言も言わなかったんだよ。教えてくれたって良かっただろ!」

『驚かせたかったの!ふふ!焦凍のビックリした顔可愛いから!』


そう言ってシューティングスターは轟君の頭を撫でる。そんな彼女の行動を拒否するでも無くむしろ嬉しそうに受け入れている轟君を見て、他のみんなは戸惑いを隠せない。



「お前らそのへんにしとけ。名前、とりあえず順番に種目こなしてけ。まぁ、お前には関係ないだろうけど最下位は除籍って事になってる。本気でやれよ。」


そう言うとシューティングスターにハンドボールを手渡した。



『りょーかいっ!じゃあ本気でやりまーす!!』


そう言って彼女が投げた(投げるようなフォームをしていたが実際は持ってただけの)ハンドボールは一瞬でその姿を消した。


「…9,576km」


「「「うぉおお…!」」」


「どこまで飛ばしたんだ?」

『ロンドンにある別荘!変なとこ飛ばして、ポイ捨てとか言われたら困るしね!』


ふふふと笑いながら言う彼女は、本当の本当に何でここに居るんだかわからないけれど、わかることはとってもすごいということだけだ。



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