降谷零と転生幼馴染

みぶまち
@Curtiss_oo

!降谷零夢、なんでも許せる人向け

時系列、キャラ、性格ぐちゃぐちゃ。

沖矢昴推しの夢主。

(誤字脱字これから修正します)



こんにちは。沖矢昴最推しの降谷零の幼馴染です。何言ってんだこいつかも知れませんが、俗に言う転生ってことらしいんです。ニュースで工藤新一の話題が取り上げられなくなり毛利名探偵の名前が上がり始め原作の始まりを告げていました。



気づいたら降谷零の幼馴染でした。


転生に気づいた時はある暑い夏。

高校生探偵、工藤新一とニュースで取り上げられていたこと「せやかて工藤」と思わず言ってしまい、周りからは?と何言ってんだと言う視線にビックリしたこと。


転生前なら周りの人は「せなや工藤」と返してくれる世界だったため、その違和感からと言うなんともカッコつかない覚醒だった。




先程申したとおり、沖矢昴推しなので

幼児化してない彼の姿を見て失礼にも、彼に出会えるのはまだまだ先かーと言う認識だけだった。関わる気はないが姿だけでも見に行こうと思った。


それからは、新聞や事件をこまめに調べるようになった私は工藤新一くんのファンなのと周りには触れ回って情報収集をしていた。


もちろん警察学校に言って月一連絡あるかないかぐらいの幼馴染にも告げたが特に詮索されることはなかった。彼はこれからゼロに配属されきっと連絡も取れなくなる、2つ上のぶっきらぼうだけど優しいお兄ちゃんぐらいの認識だったが寂しくなる。原作知識に明るくない私は彼がこれからどうなるのかとか友人関係も知らない



私も社会人になって数年たったころ

ひょっこり現れた幼馴染にビックリした


予想通り卒業後全く連絡が取れなくなった彼が急に自宅の前に立っていた。一人暮らし先の自宅の住所なんて教えてないけどなるほどこれが公安お得意の違法捜査か…と彼の前をスルーするとガシッと腕を掴まれた。会いに来たとか自意識過剰で仕事中で張り込みなのかもしれないと思って声をかけずに通りましたすいません痛いすいません


「…公務お疲れ、様です。」

「勤務外だ」

「はぁ…お疲れ様で、いだだだ!!」


このハニーフェイスゴリラ!思いっきり力入れやがったな。折れるわ。と睨み付けるとフッと馬鹿にしたように鼻で笑うと行くぞと自宅のマンションのエレベーターに引っ張りこまれる。家に入る気か!!?


「なんで私の家知ってるの…」

「…お前の親から聞いた」


嘘だろ?知ってる。一応聞いた。

でもうちの両親はハニーフェイスにご執心で独身の娘の家をこの男に漏らしてもおかしくはない。年頃の2人を自宅に置いて普通に遠出する親だ。顔がいいっていいな…


「汚い…のは分かっていると思うけど。どうぞ」

「わかってる。お邪魔しまします」


ちゃんと挨拶できる男。

これが親の信頼を得た男だ、育ちがいい

そういうところやで、降谷零。



リビングはそれなりに綺麗にしている

意外そうにほぉーとソファーに座る

他の部屋?寝室は部屋全体がクローゼットなんだよ?と迷言を残した昔の私は健在で寝室は服が散乱してるため見せるのもはばかられるし、幼馴染に見せる機会もないだろう。


「なにか飲む?お茶しかないけど」

「ああ、それでいい」


我がもの顔で家で1番高いソファーでくつろぐ幼馴染が意外に馴染んでることにビックリする。男性を部屋にあげたこと無かったからこんなものなのかと


「…」

「…」


コトン、とコップをおく

ありがとう、と一気に飲み干した彼。喉乾いてたのかな、てか何しにきたの?きまづいなんか言って、連絡絶ったのそっちなんだからそっちから言ってくれなきゃどこから触れていいのかわからない。


「…」


ぐっと眉間にシワを寄せるだけで何も言わない。よく見ると酷いくまだ、


「毎日ちゃんと寝てる?」

「ああ」

「1日って何時間だか知ってる?」

「…」



黙った。きっと最後に寝たのは24時間以上前でこれが、噂の徹夜明けの降谷零か。徹夜明けのテンションで理性の無くした彼の奇行ネタは前世では大好きなネタだったが、目の前で辛そうな彼は笑えない


ソファー意外に座る場所がない為降谷零の反対側の端に腰掛ける。


「大丈夫?寝たら?」


帰って…と言う前にごろりと膝の上に重み。そうする。と私の膝に頭を預け目を閉じた。は?帰れよ。とは言える雰囲気ではないぐらいに疲れている顔。なるほどこれが奇行ネタかなるほどなるほどと頷いていると、時計から目を離し横向きから仰向けの体制になった降谷と目が合う


「一時間後に起こしてくれ」


帰れよ。




一時間後、私は律儀に起こしてやった

起こさなくても多分自分で起きただろうけど膝が痛てぇ。突然のことでスマホもテレビのリモコンもなくただただ人を枕にしたゴリラを眺めるだけ一時間費やした。マジ顔がいい。ほんま。言っておくが一切触れていない、恐れ多い。


「起きて、おはよう」

「あ、ああ…」


起き上がり、ぼやっとした表情がかわいい

冷蔵庫から冷たいお茶を渡すと寝ぼけているのか、先程の男らしい飲みっぷりはないが飲み干すとスーツの乱れを直した


「戻る」

「え」

「なんだ、帰って欲しくないのか」

「いやそれはないけど、帰らないの?」


さっきは勤務外だ、とは言ってたけど早上がりかなんかで帰る途中とかだと思っていた


「仮眠の時間抜けてきただけだ」


また来る。とあっさり出ていってしまった。

は?


何度目かわからないけど、帰れよ。


定期的に私の家を仮眠室にする降谷零が見られた。それでいいのがトリプルフェイス。バーボンになったのかわからないが怪我して帰る姿は見たことないけど、一応家に緊急キットと言うものを買って置いておくことにした。勝手に使えよばりに急に置いた私を不審そうに尋問された時には「最近ゴリラが徘徊してるらしくて…ゴリラから身を守る保険ないかな」と半分真面目に答えるとアイアンクローにより何を得た。得てない、痛い。



降谷零の再開からしばらくして、友人から工藤新一消えたね、と一発屋芸人みたいな言い方に笑ってしまう。それと同時に眠りの小五郎が有名になっていて友人から喫茶店ポアロにイケメンがいるから行こうと言うお誘いをのらりくらりかわしていた。



「ただいまーーーー」


と言っても誰もいないけど、と

リビングの明かりを付けて違和感

人の気配がする。もしやとソファーの正面に回るとグレーのスーツが転がっていた。

しかし中身がない。どこだと首を捻るとガチャ、と脱衣場から音がした


「おかえり」

「た、だいま…」


シャワー借りたぞ、さも我が物顔で冷蔵庫を覗き込みペットボトルを取り出す。私が入れたものではないから自分で買って冷蔵庫に入れたのだろう。まさに勝手知ったる他人の家。


そんなことより上を着ろ

半裸で歩き回らないで欲しい、それに降谷零が着てるそれ私のスエット…。フリーサイズで私が着るとダルんダルんで上着がワンピースのようになるものが降谷零が着るとピッタリだ。


「なんか着てください」

「上着がなかった」


そりゃまあ私が寝まぎにしてるからな

普段から上着だけ着て、リビングに放置されたズボンを見つけたのだろう


「お前の部屋に勝手に入っていいなら着るが?」

「ヤメテクダサイ」



上着がないのわかって着たんかい。

昔からやってる。むしろ学生の時に降谷零からもらったお古のスエットを寝まぎにしてそれが癖になり続いているのだ。今考えると凄いことしてたな自分。あむぴの女遊びに殺される


タオルでガシガシと男らしく髪を拭く


「今日は、」

「泊まる」

「は。」


「飯作ってやるよ」


いやいやまて?


「か、か、髪乾かしてきたら?」



降谷零のご飯食べたい…あむサンド??めっちゃ食べたい。てか食材自分で買ってきて…え、でも泊まるの?どこで寝んの?お前ソファーな。と慌てた私を不憫に思ったのが素直に降谷零は洗面台に向かった


「……わかった」



とりあえずあむぴご飯はありがたくいただきたいから、流しに溜まった洗い物をブオーンと遠くで聞こえるドライアーの音を聞きながら片付けた。


さらさらふわふわの柔らかな髪をして出てきた彼から自分と同じよシャンプーの匂いがして同じ匂いなのに何だこのいい匂い。シャンプーもイケメンを選んで効果を発揮するのかなるほどなるほど。けしからん


作っとくから風呂入れと言われ

降谷零の使ったあとの浴槽を使う自分がいちばんけしからんとおもったの



「ごちそうさまでしたー!美味しかったー」



本当に美味しかった。

プロの作ったようなとろふあのオムライス最高。まさか自宅であの完成度のものが食べれるとは…いやはや恐れ入った。


ご満悦の私の横で片付けを始める降谷零さ

を見て驚いた


「いやいや、片付けぐらい私がやる」

「そうか」


さすがにそこまでやってもらうのは申し訳ない。一応、お客さんだ。一応。今度は私がキッチンに立ち、リビングでテレビを付け、ソファーでくつろいでいた。


…あれ、ど う や っ て は い っ た



今の私はただの公務員としか知らないただの幼馴染。もちろん合鍵なんて渡してない。前世の記憶で降谷零イコールチートゴリラの方式があった為に何しても違和感がなかった。ピッキング。わかってるでもここは知らん振りをしてはいけない気がする。警察が不法侵入とは如何なものか



「降谷さん」

「なんだ、」

「どうやってはいったんですか」


テレビに目を向けたまま、無言。

黙秘を行使するといわんばかりに無視されたのだ。ピッキングしたところ他の住民に見つかっても知らないからな。



深夜のニュース番組が流れ出したころには歯磨きを終え、お互い寝る準備万端。問答無用でソファーに寝せる気なのでどので寝るの?なんて不毛な質問はしない。


「先、寝ますね…」

「おやすみ」

「お、おやすみなさい」



おやすみを交わして寝床に着くなんていつぶりだろう。気恥しい気持ちに少し上ずった返事になり顔は見えないが降谷零が笑った気がした。



ーーーーーー


彼女が寝室に入ってしばらく部下に電話を入れ自分も寝室に向かう。もちろん泊まると宣言しておきながらソファーで寝るつもりはない。


寝室に入るとやっぱり俺が来ることを想定していないのか部屋は汚いままでシングルベッドの真ん中を陣取り寝ていた


「…ん?」

「悪い、起こしたか。そっち寄れ」

「んー、」


壁沿いベッドの布団を捲り身体を入れる。

壁に寄れと言うと素直にごろりと壁際による彼女がぶつかりそうになり、腰に手を回して引っ張る。シングルベッドは2人で寝るには狭くくっついて寝るしかないな、と同じ匂いのする丸い後頭部を胸元に引き入れいい抱き枕だと眠りについた。



目覚めはアラームではなく幼馴染の悲鳴。

携帯を確認するとまだ一時間は寝れると騒ぐ幼馴染を押さえつけ腕の中に引き戻した。昔と変わらずスエットの上着だけ着て寝ているの幼馴染の無防備さに笑えるほど意識されてない自分に笑える。晒された肌触りのいい太ももを堪能させてもらったから今は許してやる