日本号と主

IKU@ナマモノ注意/薬研推/レベリング
@Y0ayFxY5X1qwpfT

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#敵に審神者が捕まりそうになった時の刀剣男士の反応

#余程その腕要らんと見える

やりたいけども!!ネタくれ!!誰か指定を!!!っやったらネタもらった

※しぶの審神者設定

※しぶの設定知らなくても大丈夫

※時間軸?まあ細かいことは気にするなってイケメンジジィに言われたって方はれりごー↓



違和感は朝。



「月殿、もしや体調が優れないのではありませんか?」



蜻蛉さんに声をかけられ、はっと我に返ったように箸からおかずを落としてしまっていたことに気付いた。ぼんやりとして、と指摘されて初めて頭がうまく動いていないことを知った。すぐさま同様に食事を摂っていたはずの薬研がそばにやって来て、熱があると言われた。



「あ〜…マジか〜……、少し怠いなとはおもってたけど…」


「部屋に戻ったら大人しく寝てな、薬を煎じてくる。ああ、日本号の旦那、わりいけど運んでやってくれや」


「おう、お安い御用だ」


「いくらなんでもそれは大げ、っうゎ」


「いいから、黙って運ばれとけや月」



気を遣わせてしまった、申し訳ないと思いつつも日本号の腕に収まって部屋へと運ばれた。早く治さなくては、と内心少し焦る。

本丸の結界は侵入者対策の要だ、敷地内全体に審神者の霊力を増幅させ、同時に外部から踏み入られることないように絶え間なく張られている。その結界が弱まる時がある、審神者の体調が良くない時だ。結界は審神者の状態を顕著に示す、良くも悪くも。


すると、私の焦りを見透かしたように目があった日本号の手が頭に乗る。



「いいか、何も焦んなくていい。熱だけならすぐ治まる、それまで養生しな」


「……分かった」



なんてバレたかな、言ってないのに。行ってくると告げた広い背中を見送りながら悔しいような恥ずかしいような、そんな気持ちを抱えたまま大人しく布団に入って、どのぐらい経っただろうか。


違和感を覚えた、後から思えば直感というやつかもしれない。何かが、背筋を這うような不快感と同時に不意に小さく障子が揺れるような音で目を開けた、寝ぼけた頭を起こして重い身体を起こすと障子に影が映っていた。


明らかに、人の形を成していない、人の形を真似た紛いモノの影を。



「………っ!」



サーッと冷える思考が逃げろと警鐘を鳴らしたのと、障子が開いたのとどちらが先だったのか。侵入してきた歪みきったどす黒い腕が届く瞬間、まずいと察知した。捕まると、そう思った。



「その腕、いらねえみてえだな!」



あと数センチ数ミリで、届くはずだった腕は枯れた枝のように落ちた。叫び声が轟く、怒りと憎悪、嫌悪を撒き散らすような咆哮。遡行軍の巨躯を床に押し付け、踏みつけている日本号が冷たくそれを見下ろす。そして、自慢の穂先を相手の首の後ろにピタリと向ける。途端に言語にならない言語が激しくなる、が。



「うちのおひいさんはお触り禁止だ、運が悪かったな」



やめろと言わんばかりのそれを無視して、日本号の依代は簡単に侵入者を貫いた。叫びは途切れ途切れに、次第に聞こえなくなる頃には遡行軍のそれは黒い煙とともに消えていった。消滅した、認識した頭が緊張をといて、ふらっと力が抜ける。



「おっ、と…大丈夫か月」


「平気…日本号のお陰で怪我してないし、…いつの間に侵入されたんだろ…」


「あんたの体調不良が影響しちまったんだろうな、綻びが生じたんだろうよ。まっ、こればっかりは仕方ねえ」



よっこらしょとおじさん臭い掛け声をかけつつ、逞しい両腕にすっぽりと収められてしまう。お酒の匂いが少し残っているけども、不快になるほどではない。安心してしまったせいで眠気が一気に来る、揺られるのも籠の中にいるみたいで心地良い。



「寝てもいいぜ」


「ん、…何かお父さんみたい」


「……ま、今はそれでいいさ」



眠気に沈んでいく意識の中で、思考も鈍くなった私はもにょもにょと口を動かしながら瞼を閉じる。その間際、鼻の辺りにに何やら柔らかい感触を感じたけども。



「……“お父さん”はこんなことしねえだろう、っていつになったら分かってくれるかねぇ」



耳心地のいい低い声に誘われるように眠ってしまった私には、何だったのか分かるはずもなかった。




日本号のキャラっつーか喋りが迷子過ぎるorz