髑髏の執行人

ゲームセンターの右利き
@7OzNV5SdksSA8JE

事の始まり

これは五年前の事、俺は鈴神翼楼、あの時は15歳だった、両親が嫌いな俺は家出して年齢を偽ってバイクを使っていて生活していた、そんなある日、その時は弟の零斗に会いに久しぶりに家に帰ろうとしていた、はずだった


翼楼『!?』


バイクに乗っていた俺は急に発作が出てバイクから転げ落ちていった


翼楼『ゴホッゴホッ、早く逃げなきゃ...』


そう考えるのも束の間、急にトラックが来て


翼楼『あ...ごめん、零斗』


キキーッドガァッ


俺はトラックに跳ねられ死んでしまった、跳ねられた瞬間次に目覚めたのは不思議な場所だった、それは桜が咲き乱れ美しかった


翼楼『ここは...』


俺はとりあえず先に行った、すると


翼楼『?アイツは?』


そこには白髪の女性がいた、着物を着ていてそれでツノが生えていた、可笑しいと思った俺はすぐに逃げようとしたが


?『そこの少年!待て!』

翼楼『は、はい』


俺はその女性に呼ばれ恐る恐る近づいた


翼楼『あの...』

?『お前が翼楼だな!』

翼楼『なんで俺の名前を』

幽々子『怖がるんじゃない、我は幽々子、神だ!』

翼楼『か、神様??』


俺は急だったもんだから驚いていた


幽々子『聞けぃ!』

翼楼『は、はい』

幽々子『お前はな、死んでしまったんだ』


やっぱりだ、自分自身死んでると思っていたから普通に分かっていた


翼楼『そ、それで』

幽々子『お前にはこの世界に住む草薙という少女の執行人兼用心棒兼召使いになってほしい』

翼楼『え?』


俺は全く分からなかった、急だったものだからよく分からずだ


幽々子『それと共にお前を生き返してやろう!ついでにこれもだ!』


幽々子は手から光を出した、すると俺の体に纏い始め気づけば服が違っていて刀も一つあったのが五つになった


翼楼『あ、ありがとうございます』

幽々子『あぁ!では頑張れよ!』

翼楼『はい』

幽々子『あと今日からお前は髑髏翼楼だ!』

翼楼『分かりました』


次にいた場所は何か家があった


翼楼『彼処が草薙って人が住んでるのか?』


俺は走って向かいそこにいた夫婦に話しかけた


翼楼『すみません』

?『なっなんだお前!』

それは男は美しい銀髪で女はサラサラした水色の髪だった


翼楼『その、草薙って人の執行人兼用心棒兼召使いになる髑髏翼楼といいます。』

?『草薙ってこの子なんだけど』


女の方が見せたのは可愛らしい赤子だった


翼楼『えっ?』

?『お前、幽々子にやられたのか?』

翼楼『どういう事ですか?』

?『お背中』

翼楼『背中?』


俺は背中に手をかけると何か紙切れがあった読むと


瑠那、結衣へ

ちょうど死者が落ちて着たからお前らの子宝の草薙の出産祝いとして出す、面倒見てやれよ

幽々子より


翼楼『は?』

瑠那『アイツ神のくせしておちゃめだからな、あと俺が瑠那だ』

結衣『私が結衣よ、よろしく。』

翼楼『は、はい』


それが俺の新たな日常の始まりだった、その五年後


翼楼『草薙様、おはようございます、今日もお美しいです。』

草薙『ありがとう、おはよう。』

翼楼『はい、今日はいい一日になりそうです。』

草薙『そうだといいけど』

翼楼『なにか心配でもあるんですか?』

草薙『いや、何もない』


その日、幸せな日常は崩壊する、彼は何も知らなかった、あの街の事件が復活する事も、そして伝説は今解き放される


翼楼も若干何か感じとっており不思議に感じた


草薙『翼楼』

翼楼『はっ、すみません、ボーっとしていました。』


彼は草薙の声に気づかされた


翼楼『なんでしょうか?』

草薙『あの伝説を聞かせて』

翼楼『あれですね、いいですよ』


伝説というのは翼楼が生前いた神喰栄光町の伝説であり翼楼の家系、鈴神家の伝説だ


翼楼『昔、町では悪き者達が若人を攫い抱くという事件が多数あったそうだ、そんなある日、若人達が攫われそうになった時、1人の男がやって来とった、その男は黒髪の美青年で五刀流だったそうだ、更に人喰いの化け物を飼い慣らし化け物は喰い散らすわ男は刀を振り回し切り裂くわとあり悪もん供を全員倒したそう、町は平和になり男は人々に崇められたそう、それにより町は神喰栄光町と名付けられたそうだ。』


翼楼は口調を変え落語のように唱えた、それは慣れているのかとても分かりやすかった


草薙『やっぱり何度聞いてもいい話ね』

翼楼『はい、俺も昔から大好きでよく祖母に聞いていました、それで俺の持つこの刀はその一つらしく大切にしています、俺が死んだから今は弟が持っています。』


翼楼は腰から一本刀を外す、持ち手には紅い一本の太い糸が結ばれ刃は鋭く銀色に輝いていた


草薙『鋭いわね』

翼楼『はい、何もかも切る事が出来て倒せぬ者は誰も居ません、但し血を受け継ぐ者しか持てずそれ以外の者が持つと弾き飛ばされます』

草薙『これで私を守ってくれる?』

翼楼『勿論守ります』

草薙『ありがとう』


草薙は頬にキスをする


翼楼『はわっ////』

草薙『驚かなくていいわよ』


お互い惹かれあっておりとても仲が良かった、しかしこれも終わろうとしていた