傍観なぞしているばやいではない

ゆーさん痩せなさい
@m_oriiii

悪夢の始まり

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「ねぇ喜八郎、あっち行こうよ…」

「?どうしてです」

「あ、いや、なんと、なく??あは、あはは」


苦しい。とても苦しいぞ私。

とりあえずこの場から離れようとするが、神様は意地悪だ。

1年生達が蹴っていたボールがこちらに転がってきたのだ。

たどり着いたのは私の足元。

そして取りに来たのは


「すみませーん!」

(最悪だ)


よりによってあの人だ。

後ろから1年生もついてきているようだが。


「おや夢叶さん」

「あ、喜八郎くん、さっきぶりだね」


笑顔でやり取りする2人。

涙が出そうだ。

とりあえず、足元ボールを拾って、1年生の方に渡す。


天女様が来たのがつい四日前程。

あの時のことはよく覚えている。



その日は天気が良くて、風が気持ちいい午後だった。

昼休みに喜八郎と外でぶらぶらしていたら、地面がぽっかり口を開けていた。

いつものごとく、喜八郎が作った蛸壺に誰か落ちたのだろうと思った。


(にしても、穴が埋められてないんて珍しいな…)



いつもは落ちた忍たまが埋めてくれたり、私に知らせてくれたりする。

しかし今日はそのままだった。


「まぁ、そんな日もあるか…あれ喜八郎?」


1人で考えていたら、いつの間にか喜八郎が穴の前にしゃがんでいた。


「おやまぁ……」

「どしたの?」

「いえね、ターコちゃんに嵌っている人がいるんですけどね」

「けど?」


ほら、と言って指さすその先に___


「あ"?」

「おやおや、友衛が怖い」




__【アイツ】がいた。




見たいことも無い着物を着て、気を失っている女人。


「え、誰」

「さぁ?」

「どうするよ、先生に言った方がいいのかな」

「友衛に任せます」

「なんと無責任な……うお?!動きやがった」


喜八郎と、どうするか、と話していると女がモゾモゾ動き出し、咄嗟に苦無を構える。

が、身じろきしただけで起きる気配が無かった。


思えばこの時、息の根を止めておけば良かったのだ。

だが、私は甘かった。


「とりあえず、縛って先生のとこ持っていこうか」

「わかりました」




これから悪夢が始まる。