貴方の色

謎の少女

パーン。銃声の音が鳴り響き、辺りは寒くなるほど静かになった。

「これで終わりか…」

俺は返り血を拭いて、弟のトド松に連絡を入れた。

「お疲れ様!カラ松兄さん。今日はそれで終わりだよ!早く帰ってきてよね!今夜雨が降るみたいだから!」

トド松の明るい声に安心して、

「わかったぜ!ブラザー!フッ!」

「もー!いたいよねー!」

こんな会話はいつもの事だ。何が痛いのかは分からないが…

電話を切り、少し歩いた時、雨が降ってきた。

「oh......ミステイク!」

俺は雨宿りができるところを探した。

が、その時目に入ってしまった。雨が降ってるにも関わらず、痩せた女性がずぶ濡れになりながらも必死に歩いている所を。

声をかけた方がいいのか…俺は迷ってしまった。敵かもしれない。様子を見ていると、女性は転んでしまった。起き上がらない。心配になってしまった。その時、小さな声でかすかに、

「ごめん…なさい」

と聞こえたんだ。聞こえた途端、俺のハートと体は動き始めてしまったんだぜ!

とりあえず、話しかけてみた。

「おい!大丈夫か!?」

「……」

なぜ答えない!?無視!?

「おい!聞いてるのか!?」

少し無理やりだが腕を引っ張った。

女性はびっくりした表情で俺を見上げた。なんだ?ほんとに聞こえなかったのか?

「無視は行けないぜ?ガール?」

「…あ、あの…ごめん…なさい…き、聞こえなくて…」

女性は小さな声そう言った。ンンー?耳が悪いのか?

どーしようか…この雨の中ひとりでいたら危ないだろう。

「とりあえず俺のアジトまで来てもらおうか」

そうして俺は女性とアジトへ向かったんだぜ!