闇の中の光

ブルーローズ
@musicare_sky

第一章 運命的な出会い

西洋風の背の高い建物が道の両脇に整列している。


優歌「あたし、アジトにいたはず……」


とりあえず立ち上がり、あたりを見ながら歩き始める。

すると


ドン


優歌「すみませ……」


目の前に少し自分より背の高い男が立っていた。

黒髪の毛先が白くなっており、瞳は灰色をしていた。

羽織っている黒い外套(がいとう)からジャボカラーの襟がのぞいており、それがついた白いシャツを着ているのだろうと推測できる。


優歌「あの……ここはどこですか……?」


「は……?ここはヨコハマだが……」


優歌は首をかしげた。



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