ご注文はお兄ちゃんですか?

保登ラテ@ごち兄ゆっくり執筆中
@ReD_AnD_BattleR

一日目:お兄ちゃん襲来

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ガタンッ!


という椅子の音が店内に鳴り響く。

見れば、先程来店した黒パーカーの青年が、テーブルに手をついて立ち上がっていた。

「「「!?」」」

ココア、チノ、リゼ、モカの四人は突然の音に驚き、そちらに目を向ける。

「姉ちゃんの変装は見破れても・・・」

青年はゆっくりと口を開くと、そう言って言葉を止め、

「オレの変装は見破れなかったようだなァ!」

先程までのボソボソと聞き取りにくかった声とはまるで違う、勢いのある声でそう言った。

フードの隙間から、紫色の瞳がちらりと伺えた。

「「誰・・・!?」」

チノとリゼは困惑しながら同時に叫ぶ。

・・・以前も同じようなことをやった気がするのは気のせいだろうか。

「・・・・・・」

既にわかっている様子のモカは、しかし何故か何も言わない。

「オレは・・・オレだッ!」

青年は、パーカーのフードを勢いよく引っぺがしながらそう叫んだ。

フードの影から紫色の瞳が現れ、質の悪い、桃色掛かったベージュ色の髪が反動でボサボサと逆立つ。

先程までイメージぴったりだった白い肌と細い腕は、急激にミスマッチな要素に変わってしまった。

「「本当に誰⁉」」

チノとリゼは、もう一度声を揃えて叫ぶ。

間違いない、以前も同じことをやった。

「「「・・・・・・・・・」」」

チノとリゼがココアの方を向く。

おそらくタイミングや言動からして、ココアかモカ知り合いだ。ココアの出方を伺えば誰だか分かるだろう。

と、思ったのだが・・・・・・


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