ご注文はお兄ちゃんですか?

保登ラテ@ごち兄ゆっくり執筆中
@ReD_AnD_BattleR

一日目:お兄ちゃん襲来

この小説は夢小説 (名前変換ができる小説) です。
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「なぁ、親父・・・ラテ君とレオ君について、どう思う?」

タカヒロがティッピーに向けて呟く。

「あの二人は何か悩みを抱えておるようじゃ。じゃが、その悩みが何なのか、ワシには見当もつかん。」

ティッピー、もといチノの祖父がそれに答える。

「親父がそんなこと言うなんて珍しいな。」

それを聞いて少し驚くタカヒロ。何年も人の悩みを聞いてきた父親が、見当もつかないと言い出したからだ。

「見てやれる時間が短かったからのう。明日には分かるやもしれん。」

バータイムで悩みを聞くときは、向こうから全て話してくれるし、それを聞くだけでいい。

しかし彼らは自分から悩みを相談しには来ないし、多くを語らない。かと言って、こちらから話しかけに行くわけにもいかない。

ティッピーが二人の悩みを把握しきれなかったのには、そういう理由があったようだ。

「そうか・・・俺は何もできないからな。任せたぞ、親父。」

二人と話す機会が殆ど無いであろうタカヒロは、そう声を掛けるしかない。

「そんなもん、言われなくとも分かっとるわい。」

ティッピーはそれに、胸を張って答える。

張る胸こそ無くなってしまったが、そこには確かに、“先代マスター”の面影があった。


To be continue…


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