ご注文はお兄ちゃんですか?

保登ラテ@ごち兄ゆっくり執筆中
@ReD_AnD_BattleR

一日目:お兄ちゃん襲来

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ガチャン


奥の部屋の扉が閉まる。

残されたのは、モカ、ラテ、レオの三人。

タカヒロは「積もる話もあるだろう」と言ったが、三人の心境はそうではなかった。

「・・・ラテ、レオ。」

始めに口を開いたのは、モカ。

いつもより少し、悲しげな顔をしていた。

「辛いことがあったら、お姉ちゃんに言ってね。」

モカの、姉として、先導し、後押しする立場としての言葉。

その目が何を意味しているのか、ラテとレオには容易に想像できた。

「姉さんが心配するようなことは何もないよ、大丈夫だ。」

「なーにシケた顔してんだよ~!そっちこそ、辛いことあるんなら言ってくれよ?」

二人は明るい声で返す。

無理をしているようには、見えない。

「・・・そうね。」

モカは一つ息を吐くと、再び二人に笑顔を向けた。

二人に“頼れるお姉ちゃん”はもう必要ないのかな、と、寂しさを感じながら。


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