ご注文はお兄ちゃんですか?

保登ラテ@ごち兄ゆっくり執筆中
@ReD_AnD_BattleR

一日目:お兄ちゃん襲来

この小説は夢小説 (名前変換ができる小説) です。
キャラベルに登録してログインすると、登場人物の名前をお好きな名前に変更できます。

「・・・大丈夫かな?」

ココアが心配そうにラテに訊く。

「ほっとけ。迷ったらどうせ電話で泣き付いて来るだろ。」

ラテが意にも介さぬ様子で答える。信頼しているのか、それとも諦めているのか。

・・・恐らく後者だろう。

「もしかしてレオさんって・・・」

ココアの行動パターンから何かを察したリゼが尋ねると、

「ああ、とんでもない方向音痴だ。初めて来た場所だと特にな。」

ラテは、なんとなく予想していた答えを返した。

リゼの中で、昨年の春頃の記憶が蘇る。

登校中、道に迷ったココアに、異次元にでも迷い込んだのかと思ってしまうほど何度も遭遇したことがあった。

挙句の果てにその日はまだ春休みだったと知ったときは流石に呆れて言葉も出なかったのをよく覚えている。

レオも恐らく同じように方向音痴なのだろう。

・・・いや、ラテの発言から考えると、ココアよりもっと重度のものかもしれない。

(遺伝って恐ろしいな・・・・・・)

リゼはそんなことを考え、頭から消した。


13 / 28