好きな人の好きな奴

おもち(元あずき)
@azuki_3298

さよなら初恋

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「はい、おっけー。日直お疲れさん」



そう言って担任の林田先生は私が今しがた渡した日誌を閉じた。


三十代前半の林田先生は厳しいけれど、どこか緩いその話し方で生徒からの人気も高い。

先生の担当する日本史は宿題もそこそこあって大変だけれども、わかりやすい説明でサクサクと授業を進めてくれるから私は結構好きだった。



「ああ、そうや七瀬。宮にこれ渡しといてくれへんか?」



先生から差し出されたのは一枚のプリント。



「なんですか、これ」

「補習プリントや。あいつこの前試合で休んだやろ」



ああ、そういえばインターハイ予選の試合が授業日と重なってたっけ。



「はい、わかりました。渡しておきます」



私は先生からプリントを受け取って職員室を後にした。




この時間ならまだ部活だろう、と教室の時計で時間を確認する。


ちらほらと人の残る教室にあの金髪はいない。

自分の帰り支度を済ませ、忘れずに先ほど先生から受け取ったプリントを手にする。


私はしろくまのキーホルダーがついたスクールバックを肩にかけて教室を後にしたのだった。





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