夢見る世界へ

雑多垢@あゆ👺🌸
@nigigeniku

18 エピローグ

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「なぁ、一緒に甘いもの食いに行こうぜー!」

「違うよ、この子は僕と今から昼寝するんだよ。」


ヒフミとウタシロが喧嘩しているの日常茶飯事だ。

飽きれながら様子を見ていると、標的がこちらに向いた。


「なぁ、オマエもオレと一緒にスイーツ食いに行った方がいいよな。」

「僕と一緒に昼寝した方がいいよな?」


苦笑いしか出てこない。

誰か助けに来てくれないか、と空を仰いでいると。


「あー!ヒフミとウタシロ抜け駆けなんてずるーい!」

「そいつのこと二人占めしようとするつもりだな!」


アラハギとトネリが遠くから二人の声が聞こえて、気づいたのかやって来て余計に騒がしくなる。


「おい、てめぇらそいつが困ってんだろうが。」

「先輩がお困りのようですから、やめといた方が……」


ザクロとメリィが止めにやってくる、その後ろ姿を見つめるハナヲとイリヤ。


「ねぇ、蛇くん。これで良かったのかな…?」


「彼女をあのままにしていたら危うかった。彼女のためにはこうするしかなかったんだよ…。」


イリヤは憐れむような瞳で手鏡を見つめる。


「そうだね、手鏡くんも許してくれるよね。この手鏡は彼女に返してあげないと。」


ハナヲはイリヤから手鏡を受け取って有紗に手渡した。

有紗は手鏡の妖怪のことは覚えていない。

向こうの世界の出来事も全て。


『ハナヲさん?あ、手鏡。なんだかよく分からないけどとても大切なものの気がするからどこ行ったって不安になってたんだよね。』


手鏡を大事そうに見つめて、抱きしめていた。

記憶が無くても心は覚えている。

手鏡に鏡の中で例の妖怪が笑った気がした。


「さーてと今日も君の家に行ってもいいよね?」


『え、また全員で家に来るの?』


驚愕で目を見開いてぱちくり、とさせている。

は、とため息をついた。


──これからもこの子に憑いていく俺達を忘れない限り思っている限り何処までも一緒に。

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幽ロマの妖怪達のイベントを描いた小説です