らぁら夢幼馴染男主

ひのっぺ
@Nezonjog_pr

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そもそも全く興味が無かった訳ではないのだ。


幼馴染のらぁらが歌って踊る姿をテレビで観る度、プリパラでの話を楽しそうにするらぁらの話を聞く度に、心のどこかで自分もその場にいられればいいのにという思いが少なからずあった。


けれど彼女の屈託のない笑顔を間近で見ていると、話を聞いているだけでも楽しいし、まぁいいかと受け入れてしまう。今の距離感がなんだかんだで心地良い気がした。


それなのに、たった一枚のプリチケがそれを変えてしまったのだ。


過去にらぁらが面倒を見ていた赤ん坊・女神ジュリィ。年頃の女の子にプリチケを配っているのは彼女らしい。自分の持っているプリチケが本物であることが確認された今、思春期の男子にプリチケが配られた原因はきっと彼女にあるのだろう。直接会って事情を聞きたいところだが、それは不可能だ。


彼女は何を考えてプリチケを送ったのか。彼女に何かあったのだろうか。それとも──。


『(いくら考えたって、こんなのわかりっこない…)』


自分は今プリパラタウンを散策している最中だった。しかし一人になるや否や次から次へと考えが巡って、当初の目的は全く果たせていなかった。


『…ん?』


そんな中、右足に何かがぶつかった衝撃で我に返る。周囲を見回してみると、そこは先程まで居たプリパラタウンの街並みではなく、薄暗い路地裏の様な場所だった。賑やかだった大通りの人影は嘘のように消えている。


「いたたた…」


静寂の中で女の子の声が耳に入った。自分の周りに人はいない。下の方から聞こえた。足元だ。不思議に思いながらも見下ろすと、どこかで見たことのある小さなアイドルが、尻餅をついてこちらを申し訳なさそうに見上げていた。


「ごめんガァル」

『…ガァルル?』



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