魔術師→祓魔師

アメツキ
@black_a_dream

02.

この小説は夢小説 (名前変換ができる小説) です。
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〔ほんま、酷い顔やね。

 うちが子守唄でも歌ったろか?〕

『...酒呑しゅてん


 音を立てず、何もない空間・・・・・・からパッと現れたのは、紫の髪に紫の瞳、赤紫の2本の角を生やした煽情的な格好をした少女。

 彼女の名を[しゅてん童子どうじ]。

 平安時代、大江山に城を構え、鬼を束ねた頭領。酒呑童子の出自には諸説あり、伊吹山の伊吹大明神(=八岐大蛇)と人間の子であると見なす説、戸隠山(=九頭龍)の申し子と見なす説がある。

 酒呑童子は、海琉が前世・今世共に契りを結び、彼女もまた、海琉と同じく以前の記憶を有していた。


〔女の子なんやから、

 ちゃーんとねむらんとあかんよ?〕

『...眠れたら、とっくに寝てるよ』

〔ふふ、そやったね〕


 着物のたもとで口を隠し、上品に笑う酒呑童子。


〔...はよ、眠れるようになるとええね〕

『...ありがとう、酒呑』


 海琉がそう言って目を瞑ると、〔おやすみ〕と酒呑童子に言われ、海琉は『...うん』と返した。








 


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