真選組の女

SHION@銀魂、黒バス、DAYS…ex
@shion_aniaka

センチメンタル

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「げっ!」


思わず思ったまま口に出してしまった。目の前に現れたのは沖田総悟。


真選組一番隊隊長。私とは年が近く、何かと話す機会が多い。というか絡んでくる。


「お熱いとこすいやせんねぇ~」


やっぱ見てたんかい!私ははぁ~とため息をついた。


「何言ってんの。」


私はこいつの何でも見透かしたように話すところが嫌いだ。

あいにく私はMじゃない、相性最悪といったところだ。


「どいて。ザキのとこ行くんだから!」


「へぇへぇ。」


総悟を押しのけて私はザキを探しに屯所中を駆け巡った。












―――副長が!?こんなバラバラなのをどうしろと…あの、日向隊長…直らなくても責めんでくださいね。


ザキは一応受け取ってくれたが自信なさげだった。


誰もいない深夜の風呂で私はぼーっと天井を見上げていた。久しぶりに思い出す、遠い過去の記憶…



――これ、やる。



もう5年も前の話なんだ。

あの頃の私は今の私を見たら何と言うかな。


こんな日は思いっきり感傷的になるのもまたいいかもしれない。


そんなことを考えながら私は体を洗うべく、湯船から上がった。


鏡に映る自分の姿を見る。

胸のあたりまである髪…細い首…腰周りは鍛えているから太っている訳では無いがやはり丸みを帯びている。


こうして一人になって気の抜けている状態の私は間違いなくただの女の子だった。


『これ、嬢ちゃんの?』


私はハッとした。そういえばさっき…

何でわかったんだろうって思ったが、わかる人には分かるのかもしれない…


真選組でありたいなら女であることは捨てなければいけない…


これは私のけじめであり、きっと隊のみんなも望んでいる事だと思う。


真選組には恩があるのだ。命に変えても返さねばならぬ恩が。


ダメだな…このままじゃ。