+埋もれて、溺れて。+

シュー💥🔫
@nana_Shoe

最原目線

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少し変わった男の子。

超高校級の図書委員…"本多奏斗くん。


この学園に来てから、ずっと、図書室に籠りひたすら本を読んでるみたいだ。

彼に会ったのは、学園に集められた初日と次の日だけだった。かれこれ、二週間ほど経ったけど…ご飯も食べてない…はず。

東条さんも困ってるみたいだ。


確かに、この学園の図書室は誰が見ても圧倒されるほどの膨大な数の本があるし、超高校級の図書委員の本多くんにとっては、物凄く魅力的に感じるんだろうな…。

でも、だからって、流石に心配になってくる。


そんな僕は今日、図書室に来ていた。



「(来てみたは良いものの、どうしたら良いんだ。…うーん。)」



色々と考えていたら、不意に図書室の扉が開いた。



「あれ?えーと、最原くんー?」


「え、あ!本多くん!」



まさか、本多くんが出てくるなんて。少し、驚いた。



「どーしたのー?図書室に用事ー?」


「あ、いや。図書室には用はないんだけど…。」


「えー?じゃあ、どうしたのー?あ、とりあえず、入りなよー。」


「あ、ありがとう。」



本多くんに促されて、図書室に入った。


ーーーーーーー


「あのさ、本多くん。二週間も図書室で何してたの?」


「え?本を読んでただけだよー?後、この二冊で図書室の本は読み終わるんだー。」


「二週間で、ここの本全部読もうとしてたの?!」


「そうだよー。最原くんもやってみるー?」」


「いや、遠慮しておくよ…。」



ここにある本を二週間で…凄すぎて言葉が。それにしても、



「本多くん。さっき、どこかに行くつもりだったの?」


「え?…あー。ううん。気にしないでー。もう、大丈夫だからさー!」


「な、何が?」


「お腹すいたから、食堂にでもって、思ったけど、最原くんと話してたら、大丈夫になったー。」


「そんな、駄目だよ!何か食べないと!東条さんも心配してるから。」


「あははー。そっかー。」



何というか、凄くマイペースな感じがした。

…周りに花が見える…。



「とにかく、ご飯食べに行かない?」


「えー。でもなー。」


「それか、ここに持ってこようか?」


「駄目だよ!」


「えっ?!」



絶対に大きな声なんか出さないと思っていた本多くんが、急に大きな声を出すから流石にびっくりした。



「最原くん!図書室は飲食禁止だよ!」


「え、校則に書いてあった?」


「ううん。書いてない。…けど!普通駄目だよ!…もしかして、最原くんは図書室で飲食しちゃう人なのー?」


「え、えーと、たまにしちゃうかな…。」」


「…。」



この時、僕は回答を間違えてしまったみたいだった。本多くんから凄く、冷たい目で見られていたからだ…。



「酷いよ。最原くん。…図書室には貴重な文献や珍しい本があるのに…自分が喉乾いたからって、お腹空いたからって…そういう身勝手な人がいるから、本に傷が付いたりしちゃうんだよ!それを直す人の気持ちも考えて!」


「ご、ごめん!もう、絶対にしないから!約束するよ!」


「…本当に?」


「うん。」


「本当の本当の本当にー?」


「う、うん。」


「ありがとー。最原くんー。」



そう言って本多くんは、笑顔を見せてくれた。



それにしても、本多くんは…怒らせちゃ駄目だ。温厚な人ほど怒らせると怖いって本当だと思う…。


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続く。