素直になれない英雄王

☆*̣̩優奈☆*̣̩
@nan_yuyki

消えたもやもや

ギル「エルキドゥ!いるか!」

エルキドゥ「どうした、英雄王じゃないか」

ギル「余の話を聞いてほしいのだが」

エルキドゥ「おやおや?顔が真っ赤だよ?」

ギル「あぁ、少しな……」

エルキドゥの部屋でベッドに座り込みながら話す

エルキドゥ「もしかして、マスターの事かい?」

ギル「ふっ……貴様には何もかもお見通しなわけか……」

エルキドゥ「ふふっ何年一緒だと思ってるんだい?友の悩みくらい察しがつくさ」

ギル「マスターがな……どうしよもなく愛しいのだ、早く自分の物にしたくて仕方がないのだ……だが……」

エルキドゥ「だめだよー?急いじゃマスターもビックリしちゃう」

ギル「わかっておる!わかっておるが……我慢出来なくなる……さっきだって……」

エルキドゥ「んー?」

ギル「襲いそうになってしまった……」

エルキドゥ「そこを我慢したのだろう?」

ギル「思わずベッドに押し倒してしまった、自分で何をしているのだと……」

エルキドゥ「でも我慢したのだろう?」

ギル「あぁ……頬に口づけをしてしまったがな」

エルキドゥ「それでいい、今はね」

ギル「だがこの我慢がいつまでもつか正直分からん、自分でもどうにかなってしまいそうなのだ」

エルキドゥ「大丈夫だ、そこまで思ってるのなら」

ギル「大丈夫なわけあるか!我がここまで!」

エルキドゥ「英雄王……君がここまで女を愛したのは……はじめてじゃないのかい?」

ギル「今思えば……そうかもしれぬな……」

エルキドゥ「だったら大丈夫さ、マスターを大切に思う気持ちがあれば。ここまで悩んでる君を見るのは初めてだ」

ギル「すまなかったなエルキドゥ、すこし楽になったわ」

エルキドゥ「なら良かった……ギル……頑張れ」

ギル「おうよ!」



立花「……あれって、絶対、絶対そういう雰囲気だったよね、じゃあ……なんで」

マシュ「先輩?どうしたんですか?」

立花「マシュ……ちょっとね……」

マシュ「お話お聞きしますよ、先輩」

マシュを私の部屋に連れてお茶を入れる

マシュ「なるほどなるほど……ギルガメッシュ王がそんな事を……」

立花「なんで、手出さなかったのかな」

マシュ「先輩はして欲しかったんですか?」

立花「え!?いや、そういうのはまだ早いと言うか……心の準備が……」

マシュ「でしたら、よろしいのではないですか?それだけギルガメッシュ王が先輩の事を大切に思ってる証拠ですよ。」

立花「そっか」

大切、そう聞いてすこし嬉しくなった。

マシュ「やはりそうでしたか……」

立花「?」

マシュ「先輩はギルガメッシュ王の事を好きだったんだなーと思いまして」

立花「……///」

マシュ「先輩も鈍感なんですね」

立花「え?」

マシュ「結構前から先輩の事好きだったみたいですよ?」

立花「えええええ!?」

マシュ「心当たりとかないんですか?」

立花「考えて見れば……たまーに極たまに私のことマスターとか名前で呼んだり……この間怪我した時もすっごい怒られたし……」

マシュ「よほど先輩の事が好きなんですね」

立花「うぅ////」

マシュ「先輩!おめでとうございます、これで晴れて両想いです!」

立花「なんか恥ずかしい……////」

マシュ「告白はどっちが先か気になりますね!」

立花「告白!むりむりむり!死んじゃう!」

マシュ「先輩……直接じゃなくて手紙でもいいんですよちゃんと自分の気持ち、伝えて下さいね」

立花「がんばるっ」

マシュ「応援してます」

立花「ありがとうマシュ」

マシュ「それでですね先輩……お渡ししたいものが」

立花「ん?なに?」

マシュ「日頃の感謝を込めてお送りします」

ピンクの手さげ袋を渡される。中を開けると

立花「あ、さっき作ったフォンダンショコラだ」

マシュ「はい、是非先輩に食べて欲しくて」

立花「ありがとうマシュ、それじゃあ早速いっただきまーす!……うん!おいしい!」

マシュ「良かったです、またお作りしますね!」

立花「うん!待ってるね!」

マシュ「先輩、今日は先輩の部屋にいてもよろしいでしょうか?」

立花「いいよーじゃあ今日はマシュと女子会だー」

マシュ「女子会……ですか?」

立花「そ!女子会!女の子が集まって色んな話するの!」

マシュ「楽しそうですね!他の方達も呼んできます!」

立花「うん!」


その夜マリーやエウリュアレ、玉藻、鈴鹿御前色々な鯖たちで夜通し騒いだ。

ふと清姫が言っていたことを思い出す。


マスター、思っていることはきちんと話すべきですわ。想いを伝えなければ進展などしません、お相手の方が自分の事をお慕いしていなかったとしてもモヤモヤが残るだけですのよ?直接言わなくても文でも良いのです。どんな形であれ想いを伝えることは大切ですのよ?ぜひ肝に銘じておいてくださいね。


立花「伝える……かぁ、せっかくだし直接伝えたいなぁー」

その晩興奮して眠れなかった


翌朝

立花「あーやばい…再臨素材集めて来ないと行けないのに……身体がいうこときかない……あっもう時間だ行かないと」


ギル「ふはははは!」

2匹3匹と敵を倒していく

立花「あれ、なんだが……」

足元がふらつき、視界が薄れていく

瞬間……

ギル「立花!」

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