低燃費系男子の片想い

司紗♔強く生きたいですね
@sakuma13tsukasa

低燃費系男子の独白

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彼女の腕から繰り出されたフリースローは


綺麗な弧を描いて輪の中に吸い込まれた。


聞こえる歓声、抱き着くクラスメイト達、


―――未だに先輩がバレー部のマネージャーに


なってくれたのか分からない部分がある。


反射神経は良い、流れ弾でコート外に出たボールを


レシーブしてる所をよく見かけるし…


朝練の時間より1時間早めに来て一人でトス練してた時もあった。


―――でも、先輩がいないと困るので男子バレー部のマネに


なってくれたことが嬉しいですよ。


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司紗の出る試合を何気なく見ていると


様子がおかしいので国見が近づくと、


司紗はジャージを上下とも忘れた様子。



『さ、さむっ…今日に限って忘れるとか…』


「――ジャージ、どうしたんですか」


『そうそう!この寒いのに忘れちゃって!』



この高校の体操着はバレーのユニフォーム並みに短い、


ジャージを着てないと足と腕の露出面積が高い。


「朝からですよね?凄く冷え切ってるじゃないですか、」


『―――っ、///だ、大丈夫!寒さには耐性あるからさ!』



ぺたぺたと司紗の腕を触った国見、我に返って手を放す。


国見は自分のジャージを脱ぐとばさり、と羽織らせ、国見の行動に


びくっと肩を揺らし司紗は思わず呼び止めた、


『―――っ、国見!!!!』


「ジャージ、返すのは部活でもいいですよ」



そう、言い捨てて体育館を後にした国見、


遠巻きに司紗を見ていた男子数名がざわつく。


嬉しそうな司紗の友達たちが寄って来た、


「きゃー!司紗やるう!」


「国見君ってドライっぽそうなのに司紗にめっちゃ紳士~~!!」


「羨ましい~~!!!!!」


当の本人司紗は戸惑っていた、


今日の国見、どうしたんだろう何か変だったな、


まさか体調不良とか…?もうすぐ練習試合なのに


心配だなぁ……皆、バレーやりたさに不調を隠すからな~


などと、司紗は超失礼な事しか考えていなかった。


そう、彼女は異性からの好意に関して、凄く鈍い。


クラスメイトが好意を近づいても、


話しかけられた理由も理解してない場合がほとんどだ。