やぁ、初めまして憧れの人。【男主】

鼠ちん❀。*
@Nezumi_thin

1,I-I no have idea.(汗)

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「ん、んん.......ん?」


ゆったりとした微睡みの中、まだ眠いと言いかけて周りの様子に気が付き一気に意識を覚醒させる。


何だ、ここ....

俺は何をしてたっけ、そうだ階段から落ちて潰されて、死んだ....よな?


「何で路地裏で寝てんの俺」


俺が目を覚ました場所は屋内とは程遠いビル群のある街の裏路地のような場所。

え、ここどこ、つか服見覚えない、え、なに、どゆこと、え?え?


「.....まずは情報収集かな」


確実に俺の家のタンスには入っていなかった服を何故か着ているのはまぁ置いておいて、道行く人に駅は何処か尋ねてみよう。

幸い、聞こえる声は日本語だったから助かった。


「....ん?」


路地裏から出ると、何だか妙な違和感を覚えた。

確かに聞こえてくる言語は日本語なのだが、話している人々の容姿が明らかに日本人離れしている割合が高いのだ。

そして今更気が付いたが、看板がおかしい。

書かれている文字が確実に日本語ではない。俺のような人間しか読めないあの字にとてもよく似ている。いや、確実にハンター語だった。


「あれ、これもしかして、でもまさか、いやでもあれは...」


どうやら認めざるを得ないようだ。




ここ、H×Hかよ(歓喜)





いやいやいやいや確かに、確かに俺はこの世界に来たいとは思ってたよ!?

でも、でもな?原作よりも何年か前に来て修行でもしてないと死亡率100%だよなここ!

いいい今は原作突入してるのかとか何年前とかキチンと確認しなきゃならないけどこれどうやって調べるんだよっ!


原作、混ざりたいなぁ...


そんなこんな俺が百面相していると、


「君、もしかして道に迷ってるのかな?」


なんか知らないおじさんに声をかけられた。

誰だこのモブ(失礼)

でも有難いな。駅が何処か聞こう。


「あ、そうなんです。駅ってどっちですか?」

「やっぱりかい。駅までは少し遠いから俺が案内してあげようか」


何このおじさんいい人(単純)

おじさん人が良さそうな顔してるし愛想笑い完璧だしどうせならお願いしようかな。


「いいんですか?じゃあお言葉に甘えて」


営業スマイルは完璧だ!

.......多分。


「よし、じゃあこっちだからついて来てね」

「はーい」


俺は素直におじさんについて行った。



彼が気味悪くニヤリと顔を歪めたことにも気が付かずに。








「さて、ここだよ」


おじさんが立ち止まったのは、廃工場のような場所の前だった。


「え、ここ駅じゃないですよね?」


今まで通った道筋でどんどん人気が無くなっていっていたことに流石に疑問を抱き、いつでも逃げられるように道を覚えていたのが役に立たないことを祈りつつ俺はおじさんに問い掛けながら一歩後退る。


「いいや、ここは駅だよ。君の普通の人生の最終駅だ」


おじさんがそう言うと俺の方を振り返り、ニタリと顔を気味悪く歪めながら手を挙げてゆっくりと下ろす。


それが合図だったようだ。廃工場からわらわらとどこぞの悪人のような出で立ちの男が数人出てきた。実際悪人なのだろう。


「お前ら、新しい商品を入荷する。活きのいいガキだ」


おじさんがそう言い放つと、男達が一斉に俺の方へ駆け出して来た。


最悪の予想が当たったようだ。


おじさんは、人身販売の入荷業者だったらしい。


「捕まってたまるかよ....!」


俺はすぐに後ろを振り返り、覚えた道順に沿って猛ダッシュ。

俺は足は速い方だ。以前体育教師と100m走をしてぶっちぎってやったからな。


そんな俺でも流石に慣れない街での逃走は厳しいもので、少しづつ男達との距離が縮まっていた。


「ハァ...ハァ...くそっ....」


そろそろ俺の足が持たない。

大通りまであと少しの筈、それまで持てばいいが....


「!嘘、だろ....?」


目の前の突き当たりには男が数名佇んでいた。

どうやら回り込まれたらしい。

手頃な脇道も路地裏もなさそうだ。


「万事休すってやつだなァ坊主」

窮鼠きゅうそ猫を噛むって言葉、知ってますか....?」


余裕ぶっこいてるが、俺の体力は底を尽きている。

とても戦ったり男達の間を塗って走ることは出来なそうだ。


俺のH×H人生早くもここで終了かよ....


「.......ん?」


そこで気が付いた。男達の中に何か赤毛が混じってる。

しかもよく見ると顔が整っており、突き当たりの右の道に少しだけ血痕が見えていた。

これはもしかしなくとも.....




(.......何かヒソカ混じってる)


これは捕まったら男達と一緒に処刑ENDですねわかります(真顔)

そしてヒソカから逃げられる訳ないですよね知ってた(爽やかな笑顔)


.....ここはハッタリかますか。せめてものの足掻きにしかならないだろうがな。


「あっ、警官さん.....!」


俺は突き当たりの左の道の方を見てそう大声を出す。


「何!?」


まんまと騙された男達はそちらをバッと見て前方の数名が確認しに行く。


ラッキー、予想よりも人数を削れた。

まぁ流石にヒソカは騙されなかったが。


薄くなった人の壁をすり抜け、様子を見に行った男達から見えない方へ走る。


まだ数人付いてきてはいるが大通りまで追いつく気配はなさそうだ。


「い、そげぇ.....!」


足がもつれそうになるものの何とか足を動かし、やっと大通りが見えてきた。


やった。


そう思ったのも束の間。


「ここまでだ」


最初のおじさんが脇道から出てきて素早く俺の首筋にナイフを宛てがう。


「よくやったなぁガキんちょ。だが、大人には勝てねぇってこった。ガキはガキらしく大人しく大人に従ってろ」

「く、そ.....」


悔しいが流石に打開策が見付からない。


.....見付からない?見る?

何だ、目の前にあるじゃないか。大通りが。


「スゥ.......誰かァァァああああああああああああぁぁぁ!!」


俺は思い切り大声を出した。この距離だ。きっと道行く人に聞こえる筈。




だが、誰も見向きもせず、驚きもせずに過ぎて行くだけだった。


「残念だったなガキ。お前の声は俺が届けって思わねぇ限り聞こえねぇのよ」

「嘘.......」


何でヒソカがいることで気が付かなかったんだろう。ヒソカが強い奴なしで現れたりしないってのに。


このおじさんは、

念能力者だ。