おお奇妙なる日々よ

マリク@アースバウンダーズ
@marik4312

第7話 奇妙なる「四人」-2日目前編-


あらすじ

今、俺たちは終理乃希を追っている。そのメンバーは4人になった。


ー聖別市 南西区 仙銅町周辺ー


ここは仙銅町、ここは霧が発生しやすく、町の様子が分からない、謎に満ちた町である。そのため、山の上にあるこの町には、様々な噂が広がっている。


「霧がすげぇ濃いな。」

「そりゃぁそうだろう。ここはなんか知らんが霧が発生するんだ。理由は誰にもわからん。」

「玲、なぜそう言い切れる?」

「・・・ここはかつて『忌み子』扱いされて死んでいった「神の子」がいたと信じられている場所なんだ。ここの住民はそれを信じていて、何かが起きるたびに「神の子の怨念が襲ってきた」とほざいている、馬鹿馬鹿しい場所さ。俺はここで生まれたが、こんな馬鹿らしいことやってられねーて思って、ここを出て行ったんだ。だから真実は知らねー。」

「神の子・・・か。確かに考えるだけアホらしいな。」

「だろ?」

「そんなことより先を急ごう。」

「そうだな。」

霧の中、「れい」が二人。不良一人、美女一人。霧の中を進む。下をのぞけば、そこは断崖絶壁。落ちれば即死である。

「こえーくらいに静かだ。」

「本当にこの先にあるのか?」

と言い合っていると、


バンッ!


「うおッ!」

突如上の方から弾丸が放たれたッ!幸い誰にも当たらなかったが、撃ってきた相手は間違いなく「敵」であるッ!


「何だ!?銃声が!?なぜ!?」

「どこに居やがる!?」


バンッ!バンッ!


「走るぞ!」

四人は全速力で走ったッ!しかし今度はッ!


ズドドドドドドドドドドドドドドドッ!!


「次はマシンガンかよ!ここの住民は皆銃を持ってんのか!?」

「いや!そもそも法律上銃の所持は禁止されているはず!だとすれば!」


「「「「スタンドだ!!」」」」


四人は、襲い狂う銃弾から逃げつつ、山を駆け上るッ!今の彼らには、疲れは感じないッ!!そうして走り続けた結果ッ!


「ハァー、ハァー、」

「登り切った、が。」

「誰だよ、撃ってきたやつは!」

「どこなのぉ!」


「ここよ。」


「・・・てめーは誰だ!?変な髪形しやがってよ!」

そこには、ピンク色の弥生時代の巫女がしそうな髪をした、赤い目でトポロジックなマークのピアスや瞳孔をした和服の少女がそこに立ちはだかっていたッ!

「やぁ。疲れた?」

「てめぇ何他人事みてーに!」


「私は、「春雪 舞(はるゆき まい)」。『58』番目のガンナーよ。」

「そうか。それよりもてめーのスタンド、どうやら銃型のようだな。」

「正解。私のスタンド「ビッグ・リグス」はあらゆる銃の弾丸をを、その威力、その速度で撃てる。」

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「ビッグ・リグス」

破壊力:E

スピード:D

射程距離:A

持続性:D

精密性:C

成長性:D

能力:あらゆる銃の弾丸をを、その威力、その連射速度で撃てる。

タイプ:遠距離パワー型

外観:人工物型(ハンドキャノン)

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「今のあんたたちは満身創痍、だからここで撃ち殺す事もたやすい。さあ、覚悟はできた?」

「くッ!」

このまま四人は舞に撃ち殺されるッ!そう思っていたッ!その時!


「馬鹿かッ!(手刀)」

「いてッ!ちょなにすんの!」

そこには、白髪で所々に色がついた、変な髪形をした少年が舞に手刀をかましていた。

「全く加減をしろ。」

「だってぇ・・・」



「はぁ!?ついていきたかった!?」

「うん・・・だから試していたのに・・・こいつらの実力を・・・」

「でも限度ってもんがあるだろ。」

「・・・ごめん。」

「いや、こいつらに詫びろよ。」

「みんな、ごめんね。」

「「「「お、おう。」」」」

「お詫びに私もついていくわ。(;;)」

「わ、分かった。だから泣くな。」

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春雪 舞ッ!冷淡にあらゆる銃弾を撃ちまくるスタンドの使い手ッ!その射程に入った者で生きて帰った者はいないッ!

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ー30分後ー

「結局、あいつは何だったんだ?」

「あいつは「八田 夜見」。『68』番目の「傭兵」よ。ついてくる気はないわ。」

「なぜ?」

「あいつはそういう人だもの。常に自分の思うがままに動いて、自分が最も憎いと思った人をすぐに抹殺する男よ。」

「そうなのか?」

「そう。結構な冷徹野郎よ。私は好きだけど。」

「そっかぁ・・・」

「あ、もうそろそろつくぜ。」

ー聖別市 南西区 仙銅町ー


「ここか。すげーボロイな。」

「だろ、でもここを通って、希のいる「真珠の神殿」に着くんだ。」

「なるほどね~。」


「動くなッ!」


「なんだぁ?このガキィ?」

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後編へ続く。

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