おお奇妙なる日々よ

マリク@アースバウンダーズ
@marik4312

第6話 奇妙なる「三人」-1日目後編-


ー夜 旅館「玉楼」にてー



「・・・いたぜ。どうする?」



「構わぬ、やってしまえ。」



「・・・あいよ、希さま。俺のスタンドで祟ってやらぁ。」



「頼むぞ」



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「ぎゃぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「「「ん!?」」」


旅館内でガヤは騒いでる。


「一馬が・・・死んでる・・・!」

ざわ・・・ざわ・・・


「お前がやったんじゃあないのか!?」

「ちげーよ!一馬が蹴ったボールが跳ね返って頭に当たったんだよ!」

「言いがかりするんじゃねぇ!!」

「はいはい落ち着いて!みんな(」

きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!


「・・・うるせぇなぁ!なんだよ!・・・てぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

万亜の目の前に女の死体があった。そりゃあ死体が目の前にあったら誰でも驚く。

「死体?一体どこにあブッ」

「うそぉ・・・死んじゃったんだぁ・・・」

その後もあっちでぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!そっちでどひゃぁぁぁぁぁ!!と悲鳴と死体の嵐。

「・・・なぁ、これ、なんかあるぜ。」

「そうだな、絶対うらがあるな」

「これ以上犠牲者を出さないようにしなきゃ!」

と話をしていると、


「トロいんだよ!死ねぃ!」

突如開いた窓から包帯が禮めがけて飛び出した。

「危ない!」

俺たちはすぐにしゃがんだが、通りかかってた客に当たってしまった。その客はこの後階段から転んで頭打って病院に運ばれたらしい。

「チィ!外したか!」

「外だ!」

「でもここ3階だよ!骨折れちゃう!」

「チッ、正面玄関から出るか!それしかない!」

俺たちは正面玄関めがけて走った。しかしさっきの包帯は追ってくる。

「このままじゃ、やられる!」

「ここからは三つに分かれよう!」

「「「よし!」」」

その後何とか合流し、俺と万亜は外まで逃げ切れた、そしてそこで俺たちはこの事件の犯人の姿を見た。


「ふっふっふっ。待っていたぜぇ?」

「てめぇが『包帯で人をひどい目にあわす事件』の犯人か。」

「フヒヒヒヒヒヒヒ、そうだよ。僕が犯人さぁ。」

「なぜこんなことを・・・!」

「理由?あるわけないじゃん。俺はただあのお方の為にやっただけさ。」

「あのおかた?」

「ふん、お前たちが知る事じゃあない。何故って?ここで死ぬからさぁ・・・!」

「てめぇ、とんだサイコ野郎だな。」

「そうさ!俺はサイコ野郎さ!もっと褒めてくれたまえ!」

「バカか。誰か褒めるかよ。」

「まぁいいさ。君たちもこの『15』番目の呪術師「里木 怜」のスタンド『COTTON COLOR』で呪い殺されるんだからね!!

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『COTTON COLOR』

破壊力:D

スピード:B

射程距離:A

持続力:C

精密性:B

成長性:C

能力:最大1つまで人を呪う能力

タイプ:遠隔操作型

外観:人工物型(包帯)

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「さぁ死ねぇ!!」

その瞬間、奴のスタンドから、大量の呪いの包帯が襲い掛かった。

「食らってくたばれ!いうなれば「呪詛神大車獄」かなぁ!!」

「ぐお!あぶねぇ!」

「きゃ!いや!」

「・・・」

「へっ!どうした真面目君!?全く動いてねーけど諦めたか!?」

「・・・」


「お前、最低だよ。」

ヒュンッ!


「何ィィィィ!!紙一重でかわしただとォォォォォ!!」

「・・・お前は無差別に俺たちを恐怖に陥れていった。あろうも事か死人をも出した。そんな奴を普通許すか?」

「ええいうるさい!俺はあのお方の御心のままに動いただけだ!何が悪い!」

「あっそう。ならば俺は、



『自分の正義』のままに戦うぜ。」



「いくぞ万亜!」「よし来た!」

「アメノウズメ!」ギュゥゥゥンン!!

「ウッ!!」

その瞬間、怜の周りの重力が重くなったッ!その重量、地球の重力の2.5倍ッ!

「へっ!俺がそんな重力如きで負けるとでも?おめーが発生させた重力を「呪って」くれるわ!」ドスッ!

禮のスタンドは呪われた。だが、

「俺がいることも忘れんなよ!パンドラボックス!」

ガシャンッ!!

その瞬間、怜の右腕に枷型の「牢」ができたッ!その重量は、700キログラムッ!

「どうした?俺も呪ってみせろよ?」

(クソッ!このスタンドは一つしか呪えねぇ!だから一対多は不利すぎる!!どうする!?このままでは左腕が捥げちまうッ!)

「ふん、どーやらてめーの能力、一つしか呪えねーようだな。」

「だからどうしたッ!待ってろ、今この錘を持ち上げたら貴様を・・・!」

ズドンッ!

「クソッ右腕もか!!」

「これでてめーは動けない!このまま潰されたいか?それとも動けないまま餓死するか!好きな方を選びな!」


「待て」


「どうした禮?」

「こいつ、腕を見てみな。」

怜の腕には、黄金の腕輪がついていた。

「恐らく、あのお方とやらがこの腕輪で操っていたんだよ。」

「取れそうか?」

「やってみよう」

案外、簡単にとれた。そして怜は気を失った。その瞬間、禮の呪いも解けた。


ー3時間後ー


「・・・ん?」

「目ェ覚めたか?」

「俺は一体何を?」

「あんたねぇ!このクラス40人のうち5人を呪い殺したんだよ!?少しは反省してよ!」

「そうか・・・俺はなんてことをしたんだろうな。」

「そうよ!今けーさつに伝えるから!!」

「早まるな華玖夜、言っても信じてもらえない、普通の人にはスタンドは見えない。だから信じてもらえないだろう。」

「あ、そうか。」

「いいよ、俺ここで死ぬから。」

「いや、死ぬな、お前にはやることがある。」

「やること?」


「俺たちとあのお方について教えてくれ」


「あ、ああ。」

かくかくしかじか

「なるほど、お前を洗脳したのは『39』番目の白魔導士「終理乃希」ってやつだな?」

「そうだ。」

「そいつはなぜ俺らに干渉しようとするんだ?」

「それは分からない。」

「そうか・・・」

「そうだ、何ならついていこうか?」

「えっ?」

「俺がついて行って、希の事について一緒に調べるんだよ。罪滅ぼしにもなるしな。」

「そうか。いいだろう。ただし、いつ裏切るか分からないから、1キログラムの枷をつけな。」

「分かった。俺はお前らを絶対裏切らない。約束しよう。」

「よし、行こう。」


午前4時頃、俺たち4人は旅館を出て、「終理乃希」の調査を始めた。

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「里木 怜」ッ!彼のスタンドはいかなる1500キロメートルの敵を呪う事ができるッ!

その呪いからは、逃れられないッ!

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2日目に続く。

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