BL「魔王様の恋活」本編完結

しおり*創作アカ
@ss0usaku

お題「背比べ」

「背比べをしよう」

「一体どうしたんだ」

「カミールに頼まれた。なんか知らないけど、どっちの方が高身長か知りたいんだって」


「俺の方が大きいに決まっている。なんせ俺は魔王だ」

「いやいや、角でごましかしてんじゃん。頭の位置的には俺の方が高い」

「イキった靴はいてるからじゃねーの。靴脱いで比べるのが普通だろうが」

「じゃあお前のその金ぴかのブーツも脱げよ」

「……」

「角は換算しないからな」

「それはだめだ、角も俺のアイデンティティであり身体の一部だぞ、蔑ろにするな」

「そうか、それは悪かったよ。でも換算しないから」

「しろよ」

「しねーよ」


「おーいカミール、背比べの結果が出たぞ」

「わーい!」

「角部分を考慮するなら魔王の方がでかい。角なしなら俺の方が1センチ高い」

「なるほどー!結構互角なんだね!ところでプライベートな話で申し訳ないんだけど、受けはどっちですか」

「決めてない」

「そうなの?てっきり暴君魔王様にいいようにされてるのかと」

「不良のプライドでそんなことさせるかよ。大体魔王は無理強いなんかしねーよ」

「そっか、魔王様は改心したんだったね」

「ま、セックスってもいろんな形があるからな。そのときどきだわ」

「そうなんだねー。参考になった!」

「なんの参考だよ」

「夏コミの新刊!」



「裕太、とうとうカミール書き手になってんじゃねーか」

「あいつの成長は止まらない……今回お誕生日席だよ」

「そこそこの売れっ子じゃねーかよ」

「まさかこんなことになろうとは」


「ちなみに新刊のコンセプトは受けを拐ったつもりが、強気な相手に逆にぐっちゃぐちゃにされる魔王の話だよ!」

「おいやめろ」




リンク 「石油王は就活中」http://cvel.jp/book/19418/