美術館の悪魔

卯月姫@夏花
@hanahanasikihim

プロローグ

美術館に隠れ住む僕は、

世の中など興味もなかった。


こんな街なんか

消えてしまえばいいとさえ思っていた。


でも


あの天国の絵を見つめて


どこか寂しい顔の君が


とても綺麗な




雪のように見えたんだ。

著作者の他の作品

魚が泳ぐ教室で、『神様』と話したありふれた夏のこと。

永い時を生き、それでも夢見たのは、誰かのそばにいること。