黒の異端者と青い竜

和泉@夢垢 色々書いてる
@Izumi2p5f7f

第 VIII 話 【中国へ】

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第 VIII 話




ベクターと合体したキラードロイド・ペガサスにバン達は押されていた



攻撃力が上がり、次第にダメージで機体がひび割れてきている



「長期戦は不利だな、一気に決めるぞ!」

「おう!」



ジンの言葉に皆一斉攻撃

厄介なベクターを集中して攻撃、パンドラの放った銃弾がヘッドパーツに直撃、視線をパンドラへと向ける。

だがそれは、注意を引く為のものだった



「今よカズ!」

「おう!デモニックモード!」

《デモニックモード 発動》



赤黒いエネルギーがアキレスディードを纏い、攻撃力が飛躍的に上昇

ペガサスの攻撃を躱し、ベクターに接近



「必殺ファンクション!」

《アタックファンクション ブラックストーム》



黒いエネルギーを帯びた風がアキレスディードの頭上に集まり、弾丸を一発放つ

蓄積されたエネルギーが暴風のように襲いかかり、ベクターをペガサスから引き剥がし、地面に落下。

破壊は出来なかったが、ブレイクオーバーにまで持っていけた



「よし!

「油断するな!まだペガサスがいる!」



必殺ファンクションを発動したアキレスディードにペガサスの刃が迫る

が、間一髪のところでイカロス・ゼロが拾い避難させる



「ジン!」

「ああ!」


《アタックファンクション ホーリーランス》

《アタックファンクション オーシャンブラスト》



聖なる光の一撃と荒波の一撃がペガサスのコアに直撃

耐えきれずに爆発し、漸く戦いは終わりを告げる。



「…!ネロは⁉︎」



バンが振り向き閉ざされたシャッターを見る

が、固く閉ざされたままだ…



「大丈夫かな…」

「ま、大丈夫なんじゃねぇの?なんだかんだ言ってパラダイス占領した奴だし」

「…………」



バンが不安げにシャッターを見た…その時、ガコンと音を立て開いたシャッター

その先には…俯いているネロ



「ネロ!」



バンの声に気が付いたらしくハッとした表情で皆を見回す

その異変に気付く者を他所にネロは山野博士にUSBを渡す。



「頼まれてた設計図のデータ。破損が酷かったんで一部修復しておいた」

「ああ。」

「大丈夫?なんだか顔色が悪いわよ…?」

「…部屋の明かりが真っ赤な光だけで気持ち悪くなっただけだ。さっさと外行きてぇ」

「そうだな。欲しい物を得た今は長いは無用、脱出しよう」



八神を先頭に脱出を試みる一行。

ただ…バンだけはネロを心配気に見ていた…







・・・・・






場所は変わり、中国




そこにに到着したのはヒロ、ラン、アスカ、ユウヤ、ソラ、そしてコブラ


一行は唯一【スタンフィールインゴット】を採掘している採掘場へ来ていた。




事務所の外からでも聞こえる騒がしい声…

コブラが勢いよく扉を開け、【スタンフィールインゴット】が採掘されているかどうかを確認した。


「お前らは?」

「【スタンフィールインゴット】を分けて欲しいんです。」

「勿論、代金はそちらの言い値で払う。」

「冗談じゃない。ここの【スタンフィールインゴット】は全て本社に送られることになっているんだ!」

「分けてやりたくても、暴走したLBXが邪魔しててな。変な黒いLBXが来て、触れられたLBXは皆おかしくなっちまったんだ。」

「おまけにLBXでもない大型のロボットみたいなのもいやがる…」

《…ソラ》

「キラードロイドかもね…」




ベクターだけでも厄介なのにキラードロイドもいるとなれば、そう簡単に事は進まない…




「…じゃあ、暴走LBXを倒して、キラードロイドを倒して、【スタンフィールインゴット】を取ってくれば、分けてくれますか?」

「何だと?お前らみたいな子供に、出来るわけないだろ!」



頑固として譲ろうとしない男性に対し、コブラが上手く説得した。

その結果、なんとか許可を得ることに成功する。




 何人かの作業員の人々が入り口まで案内すると、その先は転送された地図を頼りに進むしかなかった。

しかもご丁寧にトロッコの操作方法まで教えてくれる。


トロッコに乗っていく間は何も起きなかったものの、瓦礫でレールが埋もれている箇所もあった

なので、結果としてほぼ歩きなことに変わらない。




『…!待て皆』

「紅竜?」



肩にいた紅竜が飛び立ち、瓦礫の上に降り立つと口元に指を当てて向こう側を指す

嫌な予感がしてゆっくりよじ登り、覗いてみると…



「ぬぉ!あれは…!」

「早速だね…。」


待ち構えていたのは、ずっと佇んでいたLBX達だ。

しかし倒していかねば始まらない。

各自LBXを出して戦いに臨んだ。



「結構パワーがありますね。でも…」

「俺達の敵じゃない!触れれば鬼をも殺す、トリプルヘッドスピアー!!」

『毎回毎回武器を投げるな』



紅竜のツッコミ虚しくアスカの武器は何体ものLBXを同時に破壊する。

しかし後から湧いてくるLBXを見る限り、雀の涙に等しいのかもしれなかった。



『こうなったらソラ、あの技を!』

「うん!」

《アタックファンクション ヴァルゾダース》



灼熱の炎を纏い突進、先程よりもLBXを倒していき、その後を続いていく




その影からギラリと何かが光った