黒の異端者と青い竜

和泉@夢垢 色々書いてる
@Izumi2p5f7f

第 I 話 【忍び寄るもの】

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第I話





パラダイスでの戦いを終えて、3週間が経った










飾ってあった花を社員さんから貰った新しい花に変えて窓側に置くと、タイミング良くテレビで見慣れた人達が映される



LBXを一刻も早く子供達の手に帰そうと活動する、ユウヤさんやジェシカ達だ


大統領からの依頼で彼等は現在A国で活動している




「話題を振られて困っているな」

『相変わらず話すのが下手だなユウヤは』

『そう言うな、慣れてないんだ』




そう言いベッドに横たわる父と隣で腰掛けコーヒーを啜る青竜と紅竜

3週間前お見舞いに行った時に紹介、初めは驚いていたけど今はもう慣れている。

証拠に青竜と紅竜の好きそうな物を用意しているし…


…何気に気に入っているようだ…




「そういえば、彼等が帰国するのは明日じゃなかったか?」

「うん、明日見送りに行く。その時に青竜達も返そうと思ってる」

『…こっちに来てかれこれ1ヶ月半か…』

『あ゛―そういえばA国限定で販売されてる超ビッグハンバーガー食い損ねた――!』

「君は何しに来たんだ」

『食い物目当てか』




喚く青竜を私と紅竜で冷たい眼差しで見ると、父さんは遠慮がちに笑っている



…彼等と過ごせるのもあと1日…そう思ったら、寂しく感じる…




「そろそろ帰るよ、また明日来るね」

「ああ。青竜と紅竜、何も用意出来なくて済まない」

『気にするな、また会いに来る』

『早く回復しろよなオヤジさん!』




二人が鞄に入ったのを確認して、私は病院を後にした






・・・・・






「超ビッグハンバーガーは無理だけど美味しいハンバーグご馳走するよ」

『マジ!?やた~い!』

『お前な…だがいいのか?』

「うん。二人と居られる最後の日だもん、大切にしなきゃ」

『…そうだな』




肩に青竜達を乗せ街中を進む

ちょうどその時、反対側から来た少年とぶつかりそうになり慌てて足を止めた




「あ、すみません」

『………』




少年に頭を下げて歩いたその時



『ーーーー、ーーーー』

『…っ⁉︎』




肩にいる青竜がビクリと体を振るわせた




「…どうしたの?」

『…いや何でもない…』




そう言い鞄に入っていく青竜に首を傾げ、お目当ての店を目指して再び歩き出した






この時、気付くべきだった







「…あれが自我を持つLBX、青竜か…」






先程の少年がそう呟いたのを…